「お母さんは二歳児です。」の介護業界用語構造・機器の解説です。

伊吹梓

001 このエッセイを始めるにあたって -簡単なご挨拶-


 皆様こんにちは。伊吹梓いぶきあずさです。

 

 私・伊吹は、現代ドラマのカテゴリーで『お母さんは二歳児です。-楽しい陰にいつも哀しさ。嬉しい傍にいつも寂しさ。認知症の母との日々-』という介護をテーマにした小説を連載しております。


「お母さんは二歳児です。- 認知症の母がくれたプレゼント -」

楽しい陰にいつも哀しさ。嬉しい傍にいつも寂しさ。認知症の母との日々。

作者 伊吹梓


https://kakuyomu.jp/works/16816700428776243314



 この小説は、実体験からヒントを得た、短編連作の連載です。

 介護の実体験がベースですから、現在の日本の社会システムの中での出来事です。特に世界観などの説明は不要でしょう。

 

 しかし、ですね。

 介護業界というものは、構造が非常に複雑。

 私も、母の介護が始まって5カ月ほど経ちますが、つい1週間前まで勘違いしていたことがあるほど分かりにくい。


 いま家に来ている人はどこの所属?てか何する人?

 通っているリハビリセンターと、母の家に来てくれるヘルパーさんと、計画表を作ってくれた人って、所属は別なの?

 え、この契約書ってどこのやつ?

 あれ、利用キャンセルはどこに連絡するの…?


 本当に、脳がウニになります。もう冗談でなく、耳から溶けた脳がしたたり落ちるんじゃないかって、それくらい分からないんです。


 ん?誰?いま「ニワトリ」とか聞こえたんだけどさ?


 …あ、気のせい?そう?うん。そうだよね。そのはずだよね!(圧)


 とにかくですね!

 分かりにくい構造や手続き、専門的過ぎる機器、普通に聞いても何が何だか分からない!となると思います。

 これらもストーリーの中でご説明していこうと思ったのですが、あんまり細かくて、ちょっと難しいものがあるんですね。


 ですので、今後こちらで、私・伊吹と、当該小説の語り手・染谷琴音そめやことねの二人で、豆知識的なイメージでこれらのことをご紹介しようと思います。


 尚、介護のシステムも機器も、2021年現在のものですので、今後大きく変わるかもしれないことだけはご承知おきください。



 ところで。


 2021年11月18日に、カクヨム様にて「いい家の日レビューキャンペーン」というキャンペーンが開催されました。


 レビューキャンペーンとは、作者が作品をエントリーし、その中でレビューが付いている作品から4作品をカクヨム様がピックアップ、カクヨム様公式ツイッター上でシェアしていただける、という企画のようです。

 先日の11/18は、「いい家(1118)」にかけて「家」がテーマとのことでした。


「ん~、条件かすってはいるかなー。ま、どの道コンテストじゃないし。それにこういうのって、星とかハート、レビューやコメントなんか沢山集めてる作品、要はランキング上位の作品が載るんでしょ?こんな過疎ってる作品は意識もされないだろーなー、でもタグ入れるだけだから、気負わずエントリーしてみるかー」


 と思い、まーなんとなく作品タグだけ入れ、それ以外は普通に更新しつつ、エントリーしたのですよ。



 そしたら。ビックリです。琴音の母の「補聴器なんて借りてません!(キリッ)」並みにビックリです。



 こ、こんな超超超ーー過疎作品が!不人気な現代もの(失礼) の作品が!



 公式ツイッター上でシェアされてしまった!!!



 私のツイッターアカウントでもコメント付きでシェアしてますが、サラっと。ペロっとした感じで。

 作品よりむしろレビューがお薦めされてる感。いやそういう企画なんだけど。



 しかも、当日は母の補聴器調整の付き添いで忙しく、キャンペーンにエントリーしていたことなどすっかり記憶のあっち側。空いた時間で見てみたら、あれ?何故かPVこれまでになく上昇してる?え、なんで?な状態でした(笑)



 …とんだポンコツですね私。


 ポンコツは修理できたりカスタム出来たりだけど、最早それも不可だからポンコツに失礼か。



 掲載資格のある作品がたった約40作品(サイト内検索にて確認)で、その中から4作品ですからまー大したことはないですね…。


 しかもその恩恵でランク上位に入った訳でもないし、そもそもweb小説では競合が少なそうな題材なだけなのと、内容よりむしろ素敵すぎるレビューいただいてありがたい!ってだけでもありますから、まぁ喜び過ぎっちゃそのとおり。


 でもね。

 執筆自体8年ぶり、以前はコンテストはおろか、キャンペーンも上手く行ったことなんて皆無でしたから、いやー超絶嬉しかったです!


 もう私のツイッターの固定ツイ、今もそのコメント付きシェアですから!ww


 家族には、執筆していること自体を言ってませんでした。

 が、喜び過ぎてバレました(・・;)

 怒られるかと思って冷や汗ものでした。

 でも爆笑して読んでくれて、応援してくれました。よかった! 


 まあそんなこともありまして、PVも徐々に増えてきましたので、ストーリーと解説は分離させないとな、と考えこの形になりました。


 それでは皆様、今回はご挨拶のみといたしまして、次回から本題に入って行こうと思います。


 では、また!


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「お母さんは二歳児です。」の介護業界用語構造・機器の解説です。 伊吹梓 @amenotoriitouge

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