第20話 唐突な帰還
目を覚ますと唐突に元の世界の自室に居た。
「あれま」
唐突過ぎてそれしか言えない。
スマホを見るとあの世界に行った翌日の朝であるらしい。
「つまり夢みたいなモノか」
僕はそう納得した。
「ぴよぴよ」
枕元にはツノの代わりに頭の跳ね上がった可愛い小鳥が居た。
「ああ、君も転生して来たのかな」
あの鳴き声は聞けなかったが雰囲気は変わっていなかった。
「ぴよぴよ」
そう言ってその小鳥は僕の頭の上に乗った。
「ここは魔王のむらだよ」 @samayouyoroi @samayouyoroi
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