「共依存」

「腐れ縁は切れ」


 彼女の事を忠告はされていた。

 でも縋る指は精神にまで食い込むようで、振りほどくのは難しい。


 隣で渋い顔をする親友は不味そうに紫煙を吐きながら、

「離れた方がいいって」


 繰り返す。曖昧に僕は頷いて、数分おきに振動するスマホをポケットに感じながら、頭の中で小さく歌っていた。

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140字で叫びたい 浅瀬 @umiwominiiku

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