第4話

それと同時にまだ死にたくないと素直に思ったと思えば、自分が死んだら生命保険はおりるのだろうかと現実的なことまでさまざまな思いが行ったり来たりしていた。


ただ、意識がしっかり戻り主人と母親の顔を最初に見た時は本当に危なかったんだと気づかされた。でもそのときに思った、お父さん。守ってくれてありがとう、と。


結局のところ、親が生きていようが死んでいようが自分自身の気の持ちようだし、何より、父にはこれからも私だけでなく、私たち家族全員を見守ると言う使命がかせられた訳でまだまだ頑張ってもらわないと困る訳だ!

よろしくね!お父さん!!

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子供な私 @dagoshi

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