システム

【種族】

 種族は人間、獣人、エルフ、竜人の四つが存在し、ゲーム開始時にその中から好きな種族を選ぶことができる。

 種族によってスタイルによる補正値の初期値が異なる他、取得可能なステータスボードも一部異なっている。

 また、他種族は許可がなければ立ち入ることができない種族専用のエリアも存在している。

 各種族の特徴は以下の通り。



【人間】

 普遍的な特徴の種族。

 スタイル補正の初期値は標準的な値になっているので、理想の補正値に早い段階で辿り着きやすい。


《人間のスタイル補正初期値》

HP:1.0

MP:1.0

筋力:1.2

靭力:1.0

魔力:1.2

理力:1.0

敏捷:1.0

器用:1.2

効力:1.0



【獣人】

 人間に獣の耳と尻尾が生えたような見た目の種族で、犬系、猫系、虎系、狼系、狐系の五つから選択することができる。

 耳や尻尾は柔らかいので、装備品が干渉しても無理矢理押し込むことが可能だが、できれば干渉しないように作りたい。

 スタイル補正の初期値はHP、筋力、靭力が高く、魔力、理力、器用が低い物理方面に偏った値になっている。


《獣人のスタイル補正初期値》

HP:1.5

MP:1.0

筋力:1.5

靭力:1.5

魔力:0.7

理力:0.8

敏捷:1.0

器用:0.6

効力:1.0



【エルフ】

 尖った長い耳が特徴的な種族。実年齢よりも見た目が若いことが多い。

 スタイル補正の初期値はMP、魔力、器用が高いのに対して、筋力、靭力が低い他、理力も少し低くなっている。


《エルフのスタイル補正初期値》

HP:1.0

MP:1.5

筋力:0.6

靭力:0.6

魔力:1.5

理力:0.9

敏捷:1.0

器用:1.5

効力:1.0



【竜人】

 人間に竜の角と尻尾が生えたような見た目の種族。

 角は硬く、尻尾も肉質があるので、装備品はそれらに干渉しないように作る必要がある。

 スタイル補正の初期値は敏捷、効力が高い他、MP、筋力、魔力も少し高めだが、靭力、理力が低い。


《竜人のスタイル補正初期値》

HP:1.0

MP:1.2

筋力:1.2

靭力:0.6

魔力:1.2

理力:0.6

敏捷:1.4

器用:1.0

効力:1.4




【称号】

 特定の条件を満たすと獲得できる呼び名。

 基本的には獲得しても特殊な効果はないが、一部何かしらの効果を与える称号も存在している。

 獲得した称号はプロフィール画面に設定することができるが、それ以上の用途はないので、おまけ要素に近い。




【スタイル】

 プレイスタイルによって変化する補正値。

 戦闘での行動からAIがそれぞれのパラメーターに対する重要度を算出して、それを基にして補正値の変化が発生する。

 前述の通り、種族によって初期値は異なるが、補正値の範囲は全種族共通となっていて、HPとMPは1.0~2.0倍、他のパラメーターは0.5~2.0倍となっている。

 そのため、最初は初期値の影響が大きいが、最終的には種族ごとの初期値はあまり関係なくなる。




【ステータスボード】

 SP(ステータスポイント)を割り振って、パネルを獲得することでステータスを上げることができるボード。

 SPの獲得方法はアビリティのレベルを上げることがメインになるが、他の獲得方法も存在する。

 初期状態では10個のステータスボードにしか割り振ることができないが、条件を満たすことで新たなステータスボードが解放されていくので、自分好みにステータスを調整することが可能。

 また、中にはステータスを上げる以外の効果があるパネルも存在している。

 ステータスボードによる補正はパネルによるものの他にも、そのボードの全てのパネルを獲得することで獲得できるコンプリートボーナスも存在している。

 ボードはツリー形式になっていて、前提となっているパネルを獲得することで、次のパネルを獲得できるようになっている。

 中には前提となるパネルが複数設定されている物も存在していて、そのパネルは前提となっているパネルを全て獲得することで獲得可能になる。


※ステータスボードのイメージ図はノベプラ版にのみ掲載。

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