悪党だけど憎めない三人組の、ゆるくて危険なドタバタ活劇

昔から物語ではよく登場する噛ませ犬ポジションの3人組が主人公というのが珍しいです。そんな彼らのユーモラスかつ哀愁漂う日常が軽快に描かれているので、テンポよく読み進めることができました。

コミカルな口調による会話のテンポも良いので、コメディものとして高いレベルに仕上がっているという印象です。