「相手の幸せのために」と引くことは、美しい自己犠牲ではあるけれど、二人はそれですれ違い続けてきたんですよね。そうやってずっとすれ違い続けてきた過去の自分たちとの決別だったんですね。
二人がそれぞれ自分を大事にできるようになって、二人で前を向いて進んでゆけるようになったんだなあ、と感じました。
作者からの返信
くれはさんコメントをありがとうございます!☺️✨💕
な、なんとここまで読んでくださったんですね!!すごい、感激です!(´;ω;`)✨✨
そうなんです。二人は肉体は変われども(エレオノーラはそのままですが)ずっと同じことを繰り返してきました。おとぎ話で語られる人魚姫のお話は、過去の二人だったと言うことですね☺️
今回も泡になってしまってまた過去の繰り返しになるはずだったのですが、まずギルがしっかりと自分の気持ちを自覚してくれました。互いに身を引き合っていた二人ですが、やっと双方向見ることができましたね。
このあたりはなかなか伝わりにくい部分かなぁと思っていたのですが、細部まで丁寧に読み込んでくださってとても嬉しいです☺️💕
ここまで見届けてくださって感無量です!素敵なコメントもありがとうございました!╰(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)╯💕
人魚姫の最後の言葉が感謝だったのがとても印象的でした(*´ω`)
相手のためを想って身を引いていたら、ずっと繰り返し続けることになってしまう……そんな連鎖を断ち切った二人がとても素敵です!
作者からの返信
印象的と言ってくださりありがとうございます!(*´艸`*)❤️
前にもどこかで書いたと思うのですが、原作の人魚姫って本当に優しい女の子なんですよね。命を助けた自分のことに気がついてくれない王子様も、手柄を横取りした令嬢も恨んで当然だと思うのに、彼らに恨みをぶつけることなくひっそりと身投げしてこの世を去った。アンデルセンの人魚姫のお話でも彼女の本心を知ることはできませんが、おそらく身投げした時も王子様の幸せを願っていたと思うんですよね。今までたくさんの涙を流してきた人魚姫と、思いを遂げられなかったその他の人魚たち(アイリーンも含めて)の悲しみを丸ごと引き受けて二人は幸せになります!