220話の『プロローグ』。

うなぎは鮮度が落ちやすいので、注文されてから捌くこだわりがある店は、出来上がりまで１時間ほどかかるそうですね。

そういった店では、つまみに出された骨を揚げたものなどをつまみつつ、焼いてる香りを楽しみながら待つのだとのこと。

パパッと美味しいところだけ切り出してお出しする「転生チート系」「ざまぁモノ」というのも需要があると思いますが、こういった長い下準備がされた上で始まる話ってのは「その後を広げやすい」という利点があるので、じっくり長い話を読みたい勢にはオススメです。

既にプロローグは書き上がっているので、安心して本編まで焼き上がりを楽しみにしつつ読み進めてもらうと良いと思います。

本編の方も「冒険者生活が始まった」感じが人生２週目のように面白い展開になっているので、個人的には好みですね。