これまで読んだ全カクヨム作品の中で、最も価値のある文章だと感じました。
何故ならこれは、多くの人がタダ浪費するだけの日々が、本当は人生においてどのような意味を持っているのか……それを教えてくれるからです。
末期ガンの母と子が共に過ごした命の記録。
母の為に何をしてあげられるのか、何をしてあげられなかったのか。
そして通り過ぎた後に何が残ったのか。
警告と告白、万人にとって他人事ではない真実の記録です。
小説は人を楽しませる為のものでしょうか?
暇つぶしに読むものでしょうか?
確かにそうです。ですが、本当に力を秘めた言葉というものは、人の命すらも救うものであると……我々は知っておくべきではないでしょうか。
言葉が持つ本当の力を知りたい方は是非、御一読ください。
これほど価値のある三文字を私は他に知りません。