意外性の詰まった物語。独特のオリジナル部分がクセになります。

*四章まで連載中(2021年11月21日時点)

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと)
ジャンルは現代ファンタジー。タグにアクションもあることから、あらすじの通り、主人公は魔法少女と共に戦うことになるのだろう。気になるのは、主人公の記憶がない理由。そこに何か謎が隠されているのではないか? と勘ぐってしまう。魔法少女が武器になるとはどういうことなのかも気になる点。
あらすじの情報からではこれ以上の想像は難しそうだ。一体どんな背景で、どんな理由により、何と戦うことになるのだろうか? 楽しみである。

2 物語は(どのように始まっていくのか?)
関東の都心から少し離れた所にある人口約5万6000人の市を舞台とした物語のようである。主人公はその市のある喫茶店に住んでいる16歳の男性。本当の名前は分からないらしく、記憶を失い山で行き倒れていたところをこの喫茶店の店主に拾われたようだ。そしてこの店にやってきた姉妹とは友人のようで、彼女たちとの物騒な会話から展開されていく。これから何が起きるのだろうか?

3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。
・失った記憶に執着しているようではないようだが、記憶がある自分と記憶がないままの自分。確かに、もし思い出してしまったなら? 今と違う自分になってしまうのではないか。という心理を理解することができる。
・まっとうな主人公が面白いなと感じる。彼には信念があるように感じた。
・展開が速く、テンポも速い。
・事件の起き方が凄い。生きていると何が起こるか分からないな、と思ってしまった。
・二話目でこの市に何が起きているのか理解していく。
・荒いが面白い。(登場人物の動きが?)

4 公開部分の感想
突然魅かれたり、何かがツッコんで来たり、体当たりしたりと登場人物の想定の展開が面白いなと感じた。こういうスタイルの作品を読んだのは初めてであり、真面目な場面なのではあるがアメリカンコメディのような軽快さがある。クセになりそうな展開だなと感じた。
主人公が戦うべきなのはなにか? 守るべきなのはなにか?
そこが見どころの物語なのではないかと感じた。

5 物語のその先を想像して
群像劇であり、色んな視点から語られていく。最初は主人公と友人姉妹は普通の日常を送るものかと思っていたが意外な展開となる。
突如現れたハンターもまた、その理由が明かされていくと誰が悪で誰が善なのか? 物語に対しての見方も変わっていく。主人公の過去が見え始め、そこに発端が隠されているのではないかと感じた。魔獣とは何なのか? どうして産まれたのか? それがこれから解き明かされていくのではないかと想像する。
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

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