夢をかなえる。
それは大きければ大きいほど届きにくいもの。
主人公である村山奏翔は、歌手を目指すも音楽から離れ、会社員として働く道を選んだ24歳の青年。
自分のいる環境に疑問を抱えながらも、日々過ごす彼の心によぎるのは、歌手を目指していた頃に出会った自分の歌を心から楽しんで聞いてくれていた少女の事。
「彼女に会いたい、話をしたい」
そう願った彼に訪れた出来事は……。
黎明とは夜明けや新しい事柄が始まることを意味しています。
自分の心に、周りの自分への思いに気づき、大きく一歩を踏み出す勇気をこの作品は教えてくれる温かな物語です。
素敵な作品に、皆さまにもぜひ触れていただきたく思います。
音楽で生きていくという夢を諦めて就職した主人公、奏翔。
何処かで意に添わない部分があるためか、それとも向いていないのか。仕事ではミスを連続する。
そんな時思い浮かぶのは、音楽に夢を見ていた頃のこと。あのまま追いかけていたら、今頃どうなっていたのだろう?
そんな奏翔の前に現れるのは、あの頃の鮮やかな思い出で……
誰しもが経験する、夢と現実の選択。
どちらを選択するのもあなたの自由で、どちらが正しいというものはない。
だからこそ、一度間違えた選択を選び直すのもまた、選択。
人生は一度きり。
けれど、やり直しも利くのです。
カクヨムで今まさに夢を追っているあなたに、とってもお勧めです!