第3話 本物の王

3ヶ月後、、、

遂に今日が戦いの日だ準備はしっかりしてきた。ホウキ国は油断しているはずだまさか私の村が戦いに参戦するとは思いもよらないだろう。

ドン!

大きい大砲の音と共に争いが始まった

山の上から下に攻めていく

いっきに町の中にはいり戦闘か始まった

「よし、この調子なら勝てるぞホウキ国に!」

と、自信満々な声でウラグが私に話しかける

「ああ、だがここからは別々で行動した方がいい、ウラグは回り込んで国の都市部を攻めてくれ!」

「わかった、しぬなよ!」

「もちろんだ!」


まさかこの判断があの様な悲劇を生み出すとは、、、


数時間後、、、

遂に勝ったホウキ国の領土も手に入れた

でもまずはウラグに会おう

私はウラグのいった都市部へ向かう。

「ウラグー」

「あ、ま、マスト」

そういえば言い忘れていたが私はマストと言う

「無事だったか!やったなホウキ国を倒したぞ!」

「そ、そうですね」

いきなり敬語?何だか様子がおかしい

「あ、二人きりで話しませんか?」

「そ、そうだな」

わたしたちはウラグの村に戻り話をすることになった

「どうしたんだ?何だか様子がおかしいぞウラグ」

とウラグに問いかけると、突然腹に激痛がはしる。

ウラグにナイフで刺れたのだ。

「どういうことだウラグ!」

「俺はウラグではない、イケトだ」

イケトとは争いの準備をしている時に攻めかたを教えてくれたりした心強いみかただった。

「ウラグと一緒に地獄にいってこいマスト」


わたしはいきたえた。まさかイケトが裏切るとは村の皆は気づくのかな。

いやイケトは物真似が異常なほどうまかった。まあ、わたしはここで国の行く末を見守るとするか。

数時間前、、、

都市部へ攻めに入ったウラグ達


「よし!このまま都市部を陥落させるぞ!」

少し厳しい戦いになったがこのまま攻め落とせそうだ

「ウラグさま!こちらに来てください!

こっちなら私とウラグ様の持っている弓で敵がうち放題です!」

「わかった今そっちにいく!」

イケトはとても頼もしい瞬時に的確なはんだんをするからな

「ウラグさまここだったら安全に打てます」

「ああ!ここから狙おう」

そして私が弓を構えようとしたその瞬間

「グサ!」

私はイケトに刺された

「な、なぜだイケト!」

「やっぱりあなた達より自分が王になった方がいいでしょ」

私の意識がどんどんととうのいでゆく

そして私はここで敵軍に殺された事にされた、、、

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一つの世界で マイやま @maiyama

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