第5話 余談
そもそも論なんですけど、いまの選挙制度が悪いと思うんですよね~。
先も書いた通り、『三ばん』を持つ与党、現職者が圧倒的に有利な選挙ってどうなの?
彼らの選挙活動のやり方なんて、有権者に手紙を送りまくり、地元の行事に出席しまくり、握手しまくりなんですよ。
そしていざ選挙になったら潤沢な資金を使って、街宣車を借り、人を集め、町中にポスターを張りまくる。
あ、人を集めるってのは、いちおうボランティアになっていましたね。お弁当が一人千円までとか言うアレです。
このポスター張りってのが、新人さんはめちゃくちゃ大変らしいです。
選挙が公示されたら各陣営が動き、早い陣営で一日で張り終わるらしいんですが、こんなのできるの元々党員が多い党だけ。
このことを知らないで立候補した新人、無所属が一日でやってのけるのなんてほぼ不可能。最悪、何ヵ所も張れないまま選挙が終わるんでしょうね。
てか、これって……ズルくないですか??
そんなもん、ベニア板を先に立てずに、全員のポスターを張ってから立てればいいのにね。そしたらポスター張りをする人件費が減るから、選挙費用が安くなるのにね。
でも、これは新人を潰す為の制度なので、与党が変えようとしません。
もっと言えば、このベニア板ってのが、国が支払う選挙費用のけっこうな額を持って行ってるようなことを、元日本維新の会代表の橋本さんが言ってました! これは橋本さん情報ですからね。
その中で、そんな毎回廃棄する物を使わずに電光掲示板にすればいいと言っていたのですが、筆者も大賛成です。
橋本さんは費用のことは言ってませんでしたが、政党助成金を廃止してこっちに回せばいいんですよ。選挙の無い時は、広告収入でも貰えば維持費よりプラスになったり??
あと、みんな誰に投票したらいいかわからないって言ってるんだから、わかりやすくしようと思わないんですかね?
例えば、政治家の仕事は法案成立が仕事なんですから、これを元にした『政治家通知表』みたいな物があれば決めやすいと思うんですよ。
いちおう、党事にどんな法案に賛否しているか載ってるサイトがあるんですけど、法案のタイトルだけ見てもこれがよくわからないんですね。
ちなみに参議院のHPは全員どれに賛否してるか載ってましたけど、いちいち名前を探すのは超大変。衆議院は……アレ、どこの載ってるんでしょう? 数十分格闘しましたけど見付けられず(笑)
だから簡単な説明文を付けて、現職は何に賛否したか、立候補者は自分なら何に賛否するかの比較をネットに上げれば、性格診断みたいにマッチする候補者を見付けられると思うんです。
資金はもちろん政党助成金。こっちがあれば、街頭演説も街宣車もいらないでしょ。
質問する場は、公民館。リモートワークすれば24時間受け付けられるんだからなんとでもなりますよ。公民館だから場所代は安いし、インターネットのできない人も会いに行けるでしょ。
もう、古い選挙はやめていただきたい。街宣車とか、うるさいんですよ。まぁ、選挙してる感は出ますけども……
でも、自治体が車を数台出して「選挙やってますよ」って宣伝だけでいいと思うんですけどね~。候補者の名前だけは言うようにしてね。
選挙制度もなんとかしてほしいですけど、教育にも力を入れたらいいと思うのは、筆者だけでしょうか?
日本人ってのは高校卒業する人が多いのですから、選挙期間中に高校生を使ってプレ選挙みたいなことをすれば、面白いと思うんですけどね。
プレ選挙の開票は本開票の一週間前とかにしたら大人も参考にできますし、おそらく、真逆の結果になって大人が慌てふためくとか。
日本の選挙はシルバー選挙と言われ、高齢者の投票人数が若者と比べて三倍もあるのですから、高校生にも0、5票ぐらいあげたらちょっとは若者の意見が反映されると思うんですけどね。
それに高校でやっておけば、社会に出たあとも選挙に行くという流れを作れると思うのですが……
しかしながら、これらの案は……というか、どんなに効率的な選挙にしようとしても、間違いなく全て却下。
だって、現職が負けるような制度を作るわけがありません。あの人達は、国の為も、民の為も、何も考えていません。
元総理なんかが「投票率が低いほど有利」ってニュアンスのことを言うほどなんですから、自分達がお偉い『センセイ』で居続けることしか考えていないんですよね~。
はぁ~~~……あ、終わりで~す。
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『アイムキャット❕❕❓』
好評……かどうかわかりませんが連載中!!
選挙で誰に投票していいかわからないって言ったらぶちギレされた若者達へ @ma-no
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