第98話 収集所に出したごみ袋を探し出し、さらにその中から子どもの下着を探し出した話&このエッセイはいったん終了

どうしようこの記事で炎上したら……と思いつつ、書いてみます。

子どもも夫も以前から、「書いていいよ」と言ってくれているので……。


朝から事件がありました。

自室で着替えていた子どもが、「昨日もらった新しい下着がない」と言いに来たのです。

登校直前に面倒な申告……。


結論から言うと、私が間違えてゴミに出してしまっと思われました。


「もういい! ゴミ袋出しちゃったよ! そのまま捨てる!!」


とキレました。


正直に告白しましょう――キレたついでに子どもの衣装ケースを3~5回、蹴りました。ヒビ、入りました。


でも決して逆切れではないのです。

衣装ケースを蹴るに至った長い経緯があります。


なぜ間違えて下着を捨てたかと言うと、子どもが部屋の前の廊下に新しい下着を置きっぱなしにし、そのせいで、古い下着と間違えたからです。


普段ならもうちょっと注意できたかもしれません。

でも、脳の容量がいっぱいいっぱいでした。


夏休みの間中、手取り足取りで子供の宿題を手伝い、手伝うだけでなくうんと褒めてやる気にさせ(ここが一番の難所)、前日は午前2時までかかって数学の問題集の丸付け(本当は子どもが自分でやるもの)。


昨夜は、実力テストで少しでも良い点を取らせようと(高望みしているわけではありません。現在の成績がヤバすぎるのです)、国語と数学をやらせたのです。おいしいアイスティーを用意したりして。ちなみに数学はたったの5問です。


そんな感じでしたが、子供を送り出してしばらくすると心が落ち着き、探すだけ探してみよう、と。


それで、収集所から我が家のゴミ袋を探し出し、自宅の前で開け、ゴミの中から下着3枚を発掘。1枚はほかのゴミの汚れが付いていたので諦め、2枚を救出。

洗濯して、干しているところです。


そうこうしているうちに、さらに私の心は静まり、汚部屋の片づけをしようと思い立ちました。子どもの部屋がすごいんです。


たまに夫が手伝って片付けても、すぐに散らかる。

本人に悪気はなく、発達特性からくるものです。


私は「片付けてね」と声かけするのみ(毎日数回はかけてます)でした。

本当は、


「声かけだけでは不足」


と知ってはいたのですが、忙しい生活の中で付きっ切りで子供部屋の片付けって、無理です。


うちの子どもはいわゆるグレーゾーンと思われ(というのは、お医者さんたちがはっきり言ってくれないからです)、発達に特性があり、当たり前のことが当たり前にできません。


何冊も本を読み、ネットなどで情報を調べました。

心療内科にも連れて行きました。

でも、すっきりした解決方法はありません。


「本人が困ってないから、なにもできない。このままでオッケー。うちの子もこんなもんですよ」


みたいにお医者さん達はおっしゃる。

いや、本人困ってないっておっしゃるけど、家庭&学校で色々と支障が出てるんで困ってると思うんですけど? 

それに「うちの子も」って……お医者達の子どもの話、ききたくないんですけど? プロ意識的にその話の仕方、どうなの? と思いました。


結局、親がしっかりフォローするしかないのだな、というのが現時点での私の結論です。


仕事を辞めました。

子どものせいだけでなく、色々な要因が重なったためですが、少なくとも3月までは、きちんと子どもに向き合うつもりです。

たまにキレることもあるでしょうが、それはもう、仕方がない。だって、人間だもの……。


そいうわけで、子どもの話を書くことにしました。不定期連載です。


『おそらくグレーゾーンな子どもの話』

https://kakuyomu.jp/works/16817139558482442839


何か事件が勃発した時に、私の心を落ち着ける役目を担うエッセイです。

そして「なにかやらかしたらエッセイに書いてやる!」と思っていれば、子どもが何かやっても、「ネタができた。しめしめ」と思え、ポジティブシンキングにつながる可能性が高いかと。


私生活をネタにするのは避けたく、小説に織り込むことが多かったのですが。さすがにグレーゾーン案件は、小説にするのは難しいなと。

自分を客観的に見つめ直して子どもに優しく向き合うためと、どこかで同じような悩みを抱えて困っている人の役に立てたら嬉しいです。



さて、話は変わります。

次はまたカクヨムコンのエッセイを書きます。


『第8回カクヨムWeb小説コンテスト』

https://kakuyomu.jp/works/16817139557843178671


私は出るかどうかわかりませんが、すでに動き始めた作者様がいらっしゃるようなので、そんな情報を盛り込もうかと。


遠征先で書いていた作品はいったん休みです。

じっくり書いて精度を高くすべき作品のように思いました。


このエッセイも、ここで完結とします。


では、また!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

推敲と改稿と執筆 & 書籍化作品『ミュゲ書房』の宣伝 オレンジ11 @orange11

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ