アットホームな作品。コンビニでの親子の会話にほんわり温かくなります。歴史の古いカップ麺は味とともに過去の記憶を呼び起こすタイムマシンのよう。お久しぶりです。あなたの好きだったこの味、一緒に食べませんか?
このコンテストのお話を沢山読んで、スーパーに買い出しに行きました。ちょうど今、緑のタヌキを食べ終わった所です。 カップ麺一つで孫まで繋がるお話が素晴らしいです。 所で奥様の具合はいかがでしょうか?
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(116文字)
パッケージを開ける。ふたを開く。お湯を注ぐ。待つ。これだけのことで、人は記憶をさかのぼれる。あのダシの味。香り。あたたかさ。共に食べた人のしぐさ。カリッカリの小エビ天か、はたまたふんわりお揚げか。永遠に尽きぬ、赤・緑論争は三日月のもとで懐かしい記憶につながります。赤か緑か、緑か赤か。最終決着は、意外なポイントで――え、ここなの(笑)!?
私ことパパ上は、体調を崩して寝込んだ妻が料理ができない為に、会社を早めに切り上げて自宅近くのコンビニで買うことに。表現面白いです。オチもうけます。
緑のたぬきと赤いきつねをめぐっての、笑いあり感動ありのショートストーリーです。ラストのどんでん返し(!?)にはびっくりいたしました(笑)。ショートショートなのに、めっちゃ感情が動きました。ちらっときつねたぬきの小ネタも挟んであって盛りだくさんです。パパ上様のご家庭は、いつも平和で笑いに溢れて素敵ですね☆彡
レビュータイトルこれで正しいかな?(仏教用語らしいです) いや、レビュータイトルとはちょっと違いますが、レビュータイトルのような言葉が脳裏に浮かぶ素敵なお話でした。