愛あればこそ世界は一つ、愛ゆえに人は美し

こういう作品なら、歴史の勉強もできるかも。

主人公が面白い。
自分は頭悪いんで授業サボったら怒られちゃいました、と明るく自己紹介しているところが可愛く、憎めず、共感できてしまう。
いいキャラだ。
歴史の専制政治から共和制へと移行する世界の知能指数高い出来事を、感情移入しやすい知能指数低い主人公を通してえがいているから、読み進みやすい。

きっと楠本あいは、フランス革命のところは試験で点数が取れるに違いない。