転生だが時代そのものにのめり込める

第7話まで拝読。

転生ものではあると思うが、転生の描写で始まるのではなく、時代の中でふいに主人公が「自分は転生者である」と自覚することから始まるため、
「未来の知識がある人が歴史・時代小説を読んでいるのを横から見ている感覚」
になり、描かれている時代の中に変に現代感が出しゃばらず、とても好みの導入です。
また、視点や場所、時間が変わるごとにその旨を示してくれるので、昔懐かしのRPGで場面転換するときの描写のような、重厚感を失わずにテンポ良く場面を進めることができていると思います。

おすすめです。