(付録2)勇者プロフィール

△△△年、○○家の長男として◇◇国に生まれる

魔王討伐を成し遂げた『救国の英雄』




【主な経歴】

・リモートワークによる魔王討伐

・マーブル平和賞受賞

・王立大学 初代学長

・王立魔族病院 初代院長

・魔族パーク 初代所長

(魔族パークの正式名称:魔族総合研究所)

・魔族の絶滅危惧リスト作成委員会 設立

・世界魔族保護基金(WWF)設立




【主な論文】

・魔族が有する毒の種類と仕組み

・魔族の毒が人体に影響を及ぼすメカニズムと医療への応用

・魔族が飛行できるメカニズム

・魔法障壁によるオートバリアーシステムのメカニズム

・魔族の魔法形態と日常生活の応用に関する研究

・腰痛とは???




【勇者の生い立ち】

幼少期より剣と魔法の両方に秀でた才能を発揮。


・王立魔法学園 首席卒業 (飛び級)

・王立剣術学園 首席卒業 (飛び級)


18歳、『勇者』の称号を国王から与えられ、魔王討伐の任を受ける。


19歳、腰痛を患う。

戦うことができなくなったため、武力による魔王討伐を断念。


20歳、当時としては画期的だった“リモートワーク“をいち早く導入。

魔王・魔族の生態を研究して、討伐する方法を探る


50歳、オートバリアーシステムの試作機を完成させる


55歳、魔王討伐に成功

※現在では“討伐“という表現は使われず、“捕獲・飼育化“という表現が使用されている。


57歳、国王より『救国の英雄』の称号を授与される


65歳、「魔族パーク」(正式名称・魔族総合研究所)を開園。

あらゆる種族を飼育しつつ、生態を研究する機関として運営。

魔族パークと隣接する形で「王立大学」「王立魔族病院」設立に尽力する。


71歳、マーブル平和賞受賞




結局、勇者の腰痛は治らなかった。


腰痛発症のメカニズムも解明出来ていない。




現在、勇者は車椅子生活をしている。


「人間と魔族との共存共栄」をテーマに世界各地で積極的に公演会を開催している

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【腰痛勇者】〜腰痛で剣すら振れなくなったので、リモートワークで魔王を討伐します〜 地獄少年 @Jigoku_Shonen

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