最終話 百年の孤独への応援コメント
長文ご苦労様でした。お疲れ様でした。
そして、見事な作品でした。
紫梗さんは現世の幻偲郎さんに会って思いを伝えたので、とりあえず落ち着いたんでしょうね。
ただ、彼女はまだ赦してはいないと思います。 微笑みとも薄ら笑いともとれる笑みを浮かべて幻偲郎さんを見つめているのかも・・・・。
前世の因縁。
愛情と憎しみは表裏一体。「思いが強ければ強いほど、そう簡単に消えることは無い」 と、ママが言っていたのを思い出しました。
実は私にも似たような前世の過去があるようで・・・。今でも私に取り憑いているようです。 怪談作品に書こうかと思ってましたが、未だに書けずじまいです。
なぜかこの作品は自分自身に重ね合わせて感情移入してしまいました。
いつもながら見事な小説でした。
作者からの返信
返信が遅れてすみません。
お読み頂いただけでなく、感想までありがとうございます!
そうですね。紫梗が本当に赦したかどうかは作者の自分にも分かりません笑
ただ彼女にとって、一つの区切りにはなったろうと思います。
おお、高草木さんにもそんな話が!
それはぜひいつか読んでみたいですね。
いずれ執筆されるのを心待ちにしています。
いつも読んで頂き、ありがとうございます。
お陰様で励みになりました。
読者のこういう一言が本当に支えになります。
第五話 狐憑きの女への応援コメント
狐。
何とも魅力的な獣ですね。
偶然にも今年の初詣は稲荷神社に行ってきましたよ。白狐社にもお参りしてきました。眷属の中では霊力No1とされていて、しばしば稲荷神(宇迦之御魂神)と混同されるそうですが、嫉妬深さも凄まじい。
怪談ではたびたび美女に化けた狐や狐憑きが登場してきますが、月浦流の狐が今後どう展開してゆくのか楽しみですね。😊
作者からの返信
自分も毎年、お正月には笠間稲荷を参拝しています。
日本文化と稲荷信仰は切っても切れないですよね。
日常生活で狐を見かけることはほぼないにも関わらず、非常に親しみやすく、その反面、怖さも持ち合わせた存在だと思います。
ありがとうございます!
この後の展開を見守って頂けたら幸いです。
第二話 霧深き池の畔にてへの応援コメント
第二話
いよいよ来ましたね~~。
眠りから覚めると辺り一面霧の中。そして提灯を手にした和服の女・・。
ワクワクしますね~~。😊
作者からの返信
ありがとうございます!
一話目は吉原の解説にほぼ終始してしまいましたが、二話目からやっと物語が始まります。
続いて三話、四話も楽しんで頂けますように!
第一話 ある無名作家と遊女の死への応援コメント
吉原遊郭。 「極彩色の地獄」 月浦さんらしい見事な表現でした。 読んだときにハッとさせられました。
たまに思うんですが、外国の映画での取り上げ方や、外国人のコスプレイヤーなどは完全に芸者と花魁を混同している様な気がします。 花魁の華やかな姿にあこがれる若いコスプレイヤーたちは、吉原がどう言う所だったのか知る由もない事でしょう。
私も「古材」で吉原遊郭を少し取り上げましたが実に酷い所だったみたいですね。
カテゴリーは「ホラー」「怪談」になってますが、これから先の展開がどうなるのか楽しみです。
作者からの返信
お読みくださり、ありがとうございます。
この作品を書くに当たって色々と参考資料を読んだんですが、まさに「極彩色の地獄」としか言いようがないなと感じました。
人権も何もない時代ですからね。明治以降、江戸時代より多少扱いがマシになったとはいえ、年頃の若い娘が自分の意思とは関係なく、貧困のために身売しなければならない状況は、やはり悲惨と言わざるを得ません。
吉原の実態を知らない外国人や若い人たちには、表面的な華やかなイメージから、ポップカルチャー的な受け取り方をしているのかも知れませんね。
最近は鬼滅でも描かれているので、それを機に実態を知って欲しいなとも思います。
二話目以降、物語が動き出しますので、どうぞお楽しみに!
第一話 ある無名作家と遊女の死への応援コメント
吉原を辿る語り。
時折、立ち止まっては寂寥が過るような、情緒深く懐古を誘う文章はさすがです。作者の心象風景を旅した後は、どんなお話がはじまるのか、続きが楽しみです。
また、時代物は時には検索をしながら読むこともありますが、このように吉原の背景を教えていただくと、本作にも集中できそうです。
作者からの返信
さっそくお読みくださり、ありがとうございます。
まずは吉原がどんな所か分からないと、遊女たちの境遇の悲哀も想像出来ないだろうと思ったのですが、冒頭で長めに説明し過ぎたかな?とちょっと反省しています笑
とりあえず予備知識を入れて頂いたところで、二話目以降も楽しんで頂けたら嬉しいです!
最終話 百年の孤独への応援コメント
こんばんは。
遅くなりましたがさいごまで拝読終えました。
十話のくだりがとても切なく、こころに響きました。。。
紫梗さんはきっと、幻偲郎さんを許したと思います。
だって、あんなにも愛した人。
たとえ一時は彼が逃げたとしても
それが哀しくて怒りに思えたとしても、
彼を想うからこそ待ち続けた。
百年の恋って、
なかなか出会えるものではないですよね。。。
それほどまでに誰かを愛せたって、実は
しあわせなんだと想いました。。
作者からの返信
最後までお読み頂きありがとうございます。
女性の心情を書くのは難しくて、悩みながらの執筆でしたが、そう言ってくださってホッとしたというか、報われたような気がします。
確かに仰る通り、それほどの相手に出会えたというのは、幸せなことなのかも知れませんね。