長文ご苦労様でした。お疲れ様でした。
そして、見事な作品でした。
紫梗さんは現世の幻偲郎さんに会って思いを伝えたので、とりあえず落ち着いたんでしょうね。
ただ、彼女はまだ赦してはいないと思います。 微笑みとも薄ら笑いともとれる笑みを浮かべて幻偲郎さんを見つめているのかも・・・・。
前世の因縁。
愛情と憎しみは表裏一体。「思いが強ければ強いほど、そう簡単に消えることは無い」 と、ママが言っていたのを思い出しました。
実は私にも似たような前世の過去があるようで・・・。今でも私に取り憑いているようです。 怪談作品に書こうかと思ってましたが、未だに書けずじまいです。
なぜかこの作品は自分自身に重ね合わせて感情移入してしまいました。
いつもながら見事な小説でした。
作者からの返信
返信が遅れてすみません。
お読み頂いただけでなく、感想までありがとうございます!
そうですね。紫梗が本当に赦したかどうかは作者の自分にも分かりません笑
ただ彼女にとって、一つの区切りにはなったろうと思います。
おお、高草木さんにもそんな話が!
それはぜひいつか読んでみたいですね。
いずれ執筆されるのを心待ちにしています。
いつも読んで頂き、ありがとうございます。
お陰様で励みになりました。
読者のこういう一言が本当に支えになります。
こんばんは。
遅くなりましたがさいごまで拝読終えました。
十話のくだりがとても切なく、こころに響きました。。。
紫梗さんはきっと、幻偲郎さんを許したと思います。
だって、あんなにも愛した人。
たとえ一時は彼が逃げたとしても
それが哀しくて怒りに思えたとしても、
彼を想うからこそ待ち続けた。
百年の恋って、
なかなか出会えるものではないですよね。。。
それほどまでに誰かを愛せたって、実は
しあわせなんだと想いました。。
作者からの返信
最後までお読み頂きありがとうございます。
女性の心情を書くのは難しくて、悩みながらの執筆でしたが、そう言ってくださってホッとしたというか、報われたような気がします。
確かに仰る通り、それほどの相手に出会えたというのは、幸せなことなのかも知れませんね。