応援コメント

第一話 ある無名作家と遊女の死」への応援コメント

  • 吉原遊郭。 「極彩色の地獄」 月浦さんらしい見事な表現でした。 読んだときにハッとさせられました。

    たまに思うんですが、外国の映画での取り上げ方や、外国人のコスプレイヤーなどは完全に芸者と花魁を混同している様な気がします。 花魁の華やかな姿にあこがれる若いコスプレイヤーたちは、吉原がどう言う所だったのか知る由もない事でしょう。

    私も「古材」で吉原遊郭を少し取り上げましたが実に酷い所だったみたいですね。

    カテゴリーは「ホラー」「怪談」になってますが、これから先の展開がどうなるのか楽しみです。

    作者からの返信

    お読みくださり、ありがとうございます。
    この作品を書くに当たって色々と参考資料を読んだんですが、まさに「極彩色の地獄」としか言いようがないなと感じました。

    人権も何もない時代ですからね。明治以降、江戸時代より多少扱いがマシになったとはいえ、年頃の若い娘が自分の意思とは関係なく、貧困のために身売しなければならない状況は、やはり悲惨と言わざるを得ません。

    吉原の実態を知らない外国人や若い人たちには、表面的な華やかなイメージから、ポップカルチャー的な受け取り方をしているのかも知れませんね。
    最近は鬼滅でも描かれているので、それを機に実態を知って欲しいなとも思います。

    二話目以降、物語が動き出しますので、どうぞお楽しみに!


  • 吉原を辿る語り。
    時折、立ち止まっては寂寥が過るような、情緒深く懐古を誘う文章はさすがです。作者の心象風景を旅した後は、どんなお話がはじまるのか、続きが楽しみです。

    また、時代物は時には検索をしながら読むこともありますが、このように吉原の背景を教えていただくと、本作にも集中できそうです。

    作者からの返信

    さっそくお読みくださり、ありがとうございます。

    まずは吉原がどんな所か分からないと、遊女たちの境遇の悲哀も想像出来ないだろうと思ったのですが、冒頭で長めに説明し過ぎたかな?とちょっと反省しています笑

    とりあえず予備知識を入れて頂いたところで、二話目以降も楽しんで頂けたら嬉しいです!