大迫力のバトルと、機械虫の描写が素晴らしいです!

機械の体を持つ虫がはびこる世界で、ウルクスは虫狩りを生業としていた。ある日、彼の所属する虫狩り寄合所に奇妙なお客がやってくる。客人の依頼をウルクスが引き受けることになり、彼の運命は大きく動いていく――。

まずなによりも、機械虫の描写が見事です。本物の昆虫の特徴が活かされた多種多様な機械虫が登場します。機械虫は人とともに暮らしているものもいれば、人に害をなすものもいます。虫狩りのウルクスが、襲いかかる機械虫をどう攻略していくかも見どころです。

また、物語では敵が次々に現れ、先の読めない展開にハラハラドキドキの連続でした。「あぁっ、もうダメだぁーーーっ!」と、私は何度思ったことか……。それでも道を切り開いていく主人公たちの戦いに、胸が熱くなりました。

機械虫を中心とした世界で生きる人々の壮絶な戦い。
SFやバトルものが好きな方にオススメです。ぜひ読んでみてください!

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