人生の負け組

人生の負け組とは何を基準に決めるのか。


金の量か。


恋人の数か。


いかに愛されたか、なのか。


それは人それぞれだろう。


でも、私の中での勝ち負けは、自分の選択した通りに人生が進んでいるかによると思う。


私は、自分のこうしたい、ああしたいという気持ちを押し殺すことになれてしまった。


恋愛でもこんな家庭事情がある女、誰も貰ってくれるはずがないと思い、気が付けば行き遅れ、結婚だってしたかったはずなのに、本当にやりたかったのかすらも分からなくなってしまった。


もちろん、母が健在だったとしても結婚出来たかどうかは分からない。


私は元々性格に難ありである。


だから、言い訳にしないほうがいいのだが、やっぱりそう思ってしまう。


どうか、この文章を読んだ人が、今私と同じような心境なら、このまま負け組に徹することなく、やりたいことをやってみて欲しい。


それは、お金が必要なことかもしれないし、人手が居ることかも知れないが、最後の最後が負けで終わるのは、やっぱりいい気分ではない。


私も勝って終わりたいという願望だってある。


ここで全てぶちまけてすっきりしたところで、私はお暇する。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人生の負け組 @jinnseinomakegumi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ