私A「ファンタジー小説はもっと自由でいいんだ!!」私B「それな!!」
- ★★★ Excellent!!!
私A「カクヨムのファンタジー、テンプレな世界観が多いよなー」
私B「そうそう。とりあえず冒険者がいて、ステータスがあって、主人公最強で、ハーレムで、ゲームっぽくて・・・。全部じゃなくても、どれかテンプレは含んでるよな」
私A「まぁ、テンプレをある程度使わないと読んですらもらないってのはあるから、仕方ないことかもしれないけどさ」
私B「でも、ファンタジーってもうちょっと自由でいいと思わねぇ?」
私A「思う思う。せっかくのファンタジーだぜ? もっと作者が自由に空想した世界であっていいと思うんだよ」
私B「『十二国記』とか、『獣の奏者』とか、いいよなぁ~」
私A「つっても、あんな名作だってカクヨムに投稿されてたらきっと埋もれちまうよ」
私B「だなぁ。確かに今人気の作品も面白いんだけど、もったいないよなぁ」
私A「と、そんなあなたに、定番とは少し違った趣のファンタジー小説をご紹介」
私B「お? 急に宣伝入った。どんな奴?」
私A「『魔術師は死んでいた。』っていうタイトルなんだけどさ」
私B「え、なにそれ! もうタイトルだけで面白いじゃん!」
私A「ウェブ界隈では珍しい、小説らしいタイトルだよなぁ。中身もいいぞぉ」
私B「どんなどんな?」
私A「主人公は、どうやら地球から転生してきたとある人だ」
私B「ん? それ、結構定番じゃね?」
私A「いやいや。それが、転生はしてきたっぽいが、魂だけが転生していて、その魂はその世界で最強っぽい魔法使いの体に宿っているんだよ」
私B「へぇ、ちょっと捻った?」
私A「うんうん。で、しかも、これは一度死んだ魔法使いの体に、魂だけを移植するっていう研究の結果生まれたものらしいんだ」
私B「ほほー、初めてみるやつー」
私A「主人公は、最強の体を持ちながらも、魔法の使い方を知らないから、まだまだ見習い魔法使いみたいな感じ」
私B「それが、やがて最強に至る・・・みたいな?」
私A「ところがどっこい、その一度死んだ魔法使いは実は・・・」
私B「ああ、待った待った! それ、完全にネタバレな奴じゃん! ぶっ殺すぞ!」
私A「急に言葉が悪くなる奴w けど、とりあえずこの設定だけでも良くね? 期待度高くならね?」
私B「なるなる。俺の中にもう一人の魂が・・・! って、武藤遊戯的なあれだろ? おら、中二心がうずうずすっぞ」
私A「あ、俺じゃなくて私っぽい」
私B「ん? 主人公は女性? カクヨムでは珍しいなぁ。それも興味深い!」
私A「だろだろ! もうこれは読むしかないな!」
私B「うんうん。ちなみに、ステータスとかスキルとか魔王とか出てくる感じ?」
私A「実のところ途中までしか読んでないんだが、今のところは出てない」
私B「いいねぇ~。独自路線を行く作者さん、素晴らしい!」
私A「春一って奴とは大違いだな。奴は独自路線のファンタジーを早々に諦めてひよった作品書いてるぞ」
私B「ああ、あれはダメだ。もうプライドも何もねぇわ。まぁ、そんなのはどうでもよくて、とにかく『魔術師は死んでいた。』を読ませろよ。どうせ面白いんだろ?」
私A「面白いぜぇ~。読み手は選ぶだろうがな」
私B「ま、とにかく読んでみるしかないな!」
私A「ファンタジー小説はもっと自由でいい! という気持ちをお持ちのあなた、どうぞご一読を!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私B「ってか、これってどういう世界線?」
私A「なんか、『もう一人の自分』的なものを登場させてみたらしいぞ。そういう話だったから」
私B「それ、意味あったのか?」
私A「うーん・・・?」
私B「ってか、レビューってこんなのでいいのか? いい加減じゃね?」
私A「とりあえず文字ありレビューがあるっていう事実が大事なんだよ」
私B「本当かよ。もっと魅力を語れよ」
私A「語りすぎると胡散臭いだろー」
私B「まぁなぁ」
私A「とにかく、気になった方はご一読を!」
私B「無理矢理締めたな・・・」