第5話  心の宇宙

目を閉じてみましょう。


目を閉じれば、しばらくは目の前の残像が残ります。


目の前のイスや机、テレビなど、うっすらと残像がみえます。

少しすると、そんな物質世界、現実世界から離れて、今度は、感情的な気持ち、不安な気持ちなどが浮かんでは消え、そんな不安な気持ちも、次第には晴れてきます。


嵐の雲がまるで晴れてきたようです。


そうすると、自分の中にある光が見えて来ます。

そう、まさに宇宙の中にある太陽のように。または宇宙の中にあるただ一点のように見えるかもしれません。これが言霊ウになるのでしょう。


いかに今まで目に見える外の世界だけを見てきたのか。

自分自身が今ここに居る事がすべてなのだと感じる事ができますでしょうか。


自分の内面の世界では、もちろんコロナウイルスもなければ、お金の心配、将来の心配もありません。


反面、現実のように見える、目の前の世界では、コロナの恐怖を煽る報道、将来の不安を煽る金融商品、健康の不安を煽り、食や薬などの商品の宣伝が溢れています。


もともと何も無い、心の宇宙に、不安をベースに創りあげてきた物語が、今見えている現実社会なのではないか。と思うのです。


1分ほどでも、とても心地良く感じると思いますし、眠っているのに意識ははっきりしている。そんな感覚になります。


目を開けると人間のエネルギーの多くを視覚についやしていた事がわかります。目の前の仮装現実、物語に振り回されていたのだな、と。


目を閉じて自分の内面と向き合う事がとても大切だと思いますし、何よりもリラックス、ストレス解消にいいと思います。

目を閉じれば、目の前にある不安も払拭できるのです。

1分だけでも、すべての人がリラックスして目を閉じれば、目の前の現実も様変わりするのだと思います。


これが良い!と強制するつもりも全くありません。


ただ、ただ、不安や恐怖をベースにした、目の前の現実に振り回されるより、自分の心の宇宙に向き合ったほうが、ごく、ごく自然に振る舞えると思うのです。

人に優しくする、楽しむ、触れあう。

そんな当たり前の事が、目の前の世界に捉われすぎると、簡単にできなくなってしまうように思います。

少しだけ、1分でも30秒でもいいんです。


目を閉じて本当の自分、自分の内面と向き合う。


是非やってみてくだい。そして、すべての人が一体感を感じますように。

そして、もともとは一体の宇宙であった事を思い出しますように。

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霊の本(ひのもと)日本から世界は始まった ドラゴン西 @nishino05

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