応援コメント

1-7 共感応と容喙声音」への応援コメント

  • おおっ、タイトルがここで生きているんですね。
    あとアム……いや。
    畳み掛ける真実に圧倒されました。こんな悲しい過去があったとは。お守りのくだりはジンときました。
    設定や世界観の作り込みが面白いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    タイトルの『共感応』は服部少年の異能の名で、シリーズ通して鍵となる力なのです。
    そう、最後まで言わせてもらえなかったアム……笑
    実際今もまだ、この地域ってちょっとどんよりした雰囲気なのです。過去にはこんなこともあったかもと、想像して書きました。
    御守りは、務夢くんの決意の表れでもありましたね。
    面白いと言っていただけて嬉しいです(*´꒳`*)

  • だいぶヘビーな状況でした……

    怪異の想いを汲めたとて、怪異の悲劇は変わらないんですね。でも、彼女の苦悩をみんなで聴いてあげたおかげで、成仏してくれたのかなと思います。

    > 彼の姿はまだ、大人と子供を行ったり来たりしている。

    この描写いいなぁ。浪人生という立場で、社会的地位が揺らいでいる務夢くんの心理と身体が情景描写の中に溶け込んでますね(´∀`)

    それにしても自分の子に「務夢」と名付けてしまう親よ!! 夢に務めるなんて可哀想でしょ!! さぞかし辛かったろうなぁ、務夢くん(;ω;)

    「僕」と「俺」の使い分けで自我の現在地を表してらっしゃるのも粋だなと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    時代を遡ると、現代よりも酷い状況も平気でその辺に転がっていたんだろうなと思います。
    過去に起きてしまったことはもう変えられませんが、成仏せずにとどまっていた女の子を、次の命へ送ってあげられたはずです。

    大人と子供、「俺」と「僕」、お褒めいただけて嬉しいです!
    務夢くんもそうですが、服部少年自身も揺らぎやすいところにいるんですよね。
    誰もが多かれ少なかれ迷う年頃を表現できていればいいなと思います。

    名前のことも、ありがとうございます!
    そうなんですよ。彼にどれだけ親のプレッシャーがかかっているかという。お姉ちゃんは「翼沙」できらきら羽ばたくイメージなのに。
    細かな点もいろいろ汲み取ってくださって嬉しいです(●´ω`●)

  • 救うことで救われる、救われることで救う。循環してゆく関係の中に、人間と共感応の可能性を見た気がします。うーん、好き。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    誰かを救おうとすることで、自分自身も救っているのかもしれませんね。
    本人でも気付いていない願望や想いも、共感応なら紐解ける?
    好きと言っていただけて嬉しいです(●´ω`●)

  • うおおおお、自分でもびっくりな途中から涙が止まりませんでした……
    「浪人生の今も、自分一人だけ足踏みして、周りから置いてけぼり食らっとるように感じてた。まるで自分が無価値な存在みたいだって。でも、君が……」の部分は何度読んでもマジ涙が溢れます……

    彼の息苦しさがすっごく伝わってきて、けれど女の子を助けたいっていう気持ちが優しすぎて、ああ、すっごく響いてきました……彼もすごく受信度が高いというか色々敏感に感じちゃうんですよね……
    きっと彼は大人になって色んな人に寄り添いながら暖かな大人へ成長するんだろうなって思います……


    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    いろいろ感じ入っていただけて嬉しいです!
    誰からも認められないような状況では、自分を肯定することも難しいでしょうね。
    人生の岐路でこういう悩みを抱えている子もいるかもしれないと思い、書いてみました。

    後ろ向きな気持ちのせいで引き込まれた異界でしたが、務夢はここで一条の光を見出せたようです。
    彼はこれからどんな道を選んでいくんでしょうね。

  • 何だか切ないですね。その場所から離れられない地縛霊。務夢の現実逃避からの幼少期の辛い思い出が、霊の少女とシンクロしてしまうとは。
    やはり、切ないですね。
    (T_T)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    幽霊の女の子と務夢、それぞれに抱える負の想いが引き合ってしまったようですね。
    本当は彼女のことも助けられたら良かったんですが……
    務夢にとっては、忘れられない出来事になったと思います。

  • 悲痛な話からの、黒幕の影。
    続きが気になるのです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この女の子も悪気があったわけじゃなく、寂しい気持ちを誰かから利用されていた……?
    いつかこの黒幕らしき存在と接触することはあるのでしょうか?
    続きが気になると言っていただけて嬉しいです(●´ω`●)

  • 共感応とはそういうことだったのですね。
    受験や、親から望まれることに縛られている子供が昔と今と呼応してしまったのかな……なんて。
    引きもお見事で、切ないながらもとてもスッキリした心地よい解決だなと思いました。

    お兄さん、と強調した先生、笑いました(笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    他人の感覚を受け取ってしまう。服部少年が持て余すこの体質が、本作の大事な鍵となります。
    仰る通り、時代や状況は違えど、務夢くんと女の子には共通する孤独や辛さがありましたね。過去と現在から、未来のことへ繋がる話になっていたらいいなと思います。

    先生は、こういうところがある人です笑

  • 泣かせますね。
    やりきれない思いが静かに昇華するようでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この女の子を助けることはできないんですが、霊体であっても友達になったから……
    楽しかった、その想いだけでも彼女に伝わっていたらいいなと思います。

  • 涙。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    このシーンは私も自分で泣きながら書きました……笑

  • この子のような子が当時は沢山いたんでしょうね。
    服部少年の能力、探偵業にはお誂え向きですが、しっかり手綱を握って制御してくれる人がいなければあちらの世界に取り込まれかねない危険な力でもありますね。だからこそのバディか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    戦後はいろいろグレーなこともあったでしょうし、人知れず亡くなった方も多いと思います。

    服部少年の体質はこの仕事に使える力ではありますが、まだまだ未熟なので、仰る通り一人では無理ですね。
    今は実地で修行中みたいな感じです。

    編集済
  • いい話でした…( ;∀;)
    なるほど、服部少年の力は共感する能力だったのですね。能力以外でもちゃんと人の痛みがわかる優しい子だからこそ、下手すると飲み込まれてしまいそうですが、樹神先生がいるから大丈夫ですね(^^)
    女の子は善良な霊でしたが、何やら裏に蠢いているものがありますね…
    続きも楽しみにしてます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    『共感応』って実は造語なんですが、『エンパス』で検索いただくとフワッとした感じの説明がヒットすると思います。

    先生にコントロールを教わってから、自分と相手の感情を区別できるようになりました。
    まだまだ未熟ですが、先生の下にいればきっと大丈夫です(=´∀`)

    そして何やら怪しげな、黒幕らしき存在が……?
    ひとまず一件落着ですが、また出てくるでしょうか?!

  • >「父さんにも殴られたことなかっ」
    >「古い」
    ここで、あれは、学校で鼓笛隊の練習をしていた頃、と、個人的に昔へ飛ばされました。すずめさん、お茶目なんですねえ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    テーマがどうしても重いので、コミカルなやりとりを挟んで軽量化を図っています( ´∀`)

    いただいたコメントで知ったんですが、ガンダムの最初のシリーズは名古屋テレビが制作したものだそうで、意図せず名古屋の小ネタみたいになりました笑

  • 共感応きました!

    先生、懐中時計を翳かざしながらの「捕縛」かっこいいですー。


    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    探偵と助手ともに能力判明回でした。
    先生かっこいいと言っていただけて嬉しいです(*´-`)

  • 女の子、けっこう昔の子だったんですね。
    彼女に友達を連れてくるように言った「おねえちゃん」とは?
    そのせいで、色んな霊や、生きてる人たちまで犠牲になったら困りますね。
    正体が気になります〜!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    前回、女の子が「びっこ」という現代では使わない言葉を使っていたのが、一つポイントでした。

    さて、何やら黒幕?らしき存在がチラついていますね。
    ほんと、これ以上被害がないといいですよね。

  • こんにちは。
    タイトルの「共感応」はこれなんですね。探偵の助手としては便利な能力である一方、本人にしたら厄介なお荷物のよう。。
    何十年もまえに亡くなってしまっていた女の子は可哀想ですが、務夢さんはやっぱりやさしい子でしたね。こんな人にこそお医者さんになってほしいと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この夕暮れ色の「狭間の世界」で強く発動する共感応の力です。
    樹神先生が発信型の能力なので、受信体質の服部少年とは相性いいんですが、まだ上手くコントロールし切れていません。

    ずっと彷徨い続けていた女の子の魂も、ちゃんと救われました。
    務夢くん、現実に戻ってどんな道を選ぶでしょうか?

  • 服部少年、共感応の能力もすごいけど、ちゃんと務夢さんや少女の気持ちに共感できるのも、すごいです。
    切なかったけど、ちゃんと救われてホッとしました。
    まさか、先生の懐中時計が実用的だったとは。
    なんだか、探偵と助手というより、師弟な関係にみえます。

    それにしても、黒幕がいたんですね(ドキドキ)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    元々の体質だとほぼ「同調」しかできなかったのですが、先生の下でコントロールの方法を覚えてから一歩引いて「共感」できるようになりました。
    先生はなんだかんだでちゃんとやれる人でした笑
    仰る通り、「先生」と呼んでいるのは「師匠」の意味合いが強いです。

    何やら怪しい影がありました。他にも事件が起きなきゃいいんですけど……

  • 懐中時計型のスマートウォッチによって鮮明となる現代に残る古の人の想い。過去と今の対比がカッコいい!

    「父さんにも殴られたことなかっ・・・」ガンダムネタ、一瞬クスリとしましたが、このコメントを書いている時、返しの「古い」も過去と今の対比なのかもと感じ、ハッとしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    「零和(令和)の時代でありながら、どこかレトロな雰囲気」を出したかったので、嬉しい感想です。

    先生はおっさんに片足突っ込んでるので、思い付いたギャグとか言わずにいられないんだと思います笑
    余裕のある探偵と、余裕のない助手。むしろ師匠と弟子ですね。

  • こんばんは。
    先生の能力は、声を介したものなんですね。電波とも親戚の音波によって、服部少年に対して即席の外部コントローラーになれる、という感じでしょうか。
    干渉力の強さによって、それも絶対ではなさそうですが。そこで鬼まんじゅうの出番ですね。

    女の子と務夢さんも感じ合う部分が多くあったみたいですね。互いに納得というか、満足したというか、「楽しかった、またね」と言える気持ちになれたのでしょう。
    ちょっと深みに嵌りかけていたようですが、先生の腕なのかタイミングが良かったのか。
    ともかくこれで、まずは解決? でしょうか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    『狭間の世界』へ来る際に発していた言葉も、この能力を使ったものでした。
    服部少年は、先生が隣にいれば、前後不覚になってもどうにかコントロールを戻してもらえます。
    でも本来なら自力でできるのが望ましいですね。自分が現世に属している証左である鬼まんじゅうも、手段の一つです。

    務夢くんと女の子は負の感情で繋がっていましたが、そこから上手く正の気持ちへ転換できました。
    彼をただ現世へ連れ戻すだけなら樹神先生だけでもできましたが、ここは服部少年のお手柄だったと思います。
    一先ずこの事件は解決へ向かいます。次回、第1章ラストです。

  • 読みながらぼろぼろと泣いてしまいました……っ!(つ﹏<。)
    切ない。けれど、救いが待っていてよかったです(*´▽`*)

    務夢さんはきっと、人の痛みがわかるいいお医者さんになってくれるでしょうね(*´▽`*)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    わぁぁぁそう言ってくださって嬉しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    女の子の魂も救われました。

    さて、務夢くんが選ぶのはお医者さんの道なのか、はたまた別の道なのか……
    次回、第1章ラストです!

  • 務夢さんが戻ってきて良かった。そして、女の子も。

    子供の悲しんでいる姿は、胸が痛みますね
    この子も決して、悪意があってこんなことをしたのではないのですよね。救いがあってホッとしました。
    女の子にともだちを連れてくるよう言ったお姉さんの存在が、気になりますけど。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    時代的にこの女の子のようなことは珍しくなかったんじゃないかとも思いますが、それでもやはり哀しいです。
    務夢くんのおかげで、女の子の魂も救われたと思います。

    なんとなく不穏な影も見えますが、そのうち明らかになるでしょうか……?

  •  そうでした! ガンダムも名古屋でしたね。

     そして、なにやら黒幕の影がちらつく。それは二十面相か、はたまたモリアーティーか? そこも形から入るんでしょうか、樹神探偵。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ググりました。ガンダムは名古屋発祥なんですね!
    なんと偶然です。結果オーライ笑

    女の子のバックに何者かの影。
    今後明らかになってくるでしょうか?
    まずは助手をもうちょっと形にせねばなりません。

  • 「こっちの世界のもの」をお腹に入れておく理由。これはペルセポネーとザクロを思い起こさせますね。って、関係無いのかな……
    先生は服部くんが異能を操る訓練をさせるために助手につけているのかなとも思いました。
    そして「しらんおねえちゃん」の存在。何者なのでしょうか。怖いです……

    務夢くんも女の子も、救われてよかった。女の子の怪我も治ったみたいですし、天国でお母さんに甘えられますように。
    ところで、この作品がアニメ化やドラマ化したあかつきには、懐中時計形スマートウォッチをグッズ化して欲しいです。気が早いけど、リクエストしておきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ペルセポネーの逸話は近い感じです。自分が現世に属するものだと認識できる要素の一つ。

    おぉっ、まさしく!
    「先生」と呼んでいるのは、「師匠」の意味に近いです。

    何かこの女の子の後ろに怪しい存在があるようですが……はたして何者でしょうか?

    危うい場面もありましたが、務夢くんも女の子も救いが見える方向へ進めました。
    グッズ化!!(どんな紋章か何も考えてなかった顔)

  • 良かった。
    成仏しておかあちゃんにたっぷりと甘えてください。
    務夢ももう大丈夫。
    しかし服部少年の苦労や負担は並大抵ではありません。
    他人の強い感情に飲まれないようにするには先生が側にいないとダメそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    本当に、二人にとって良い結果になったと思います。

    >服部少年の苦労や負担
    本作、短編連作ではあるんですが、各話共通して一本貫いているテーマがまさにそれなのです。
    先生の助けなしに自分をコントロールできる日は来るでしょうか?

  • 。゚(゚´Д`゚)゚。

    こういう怪異ものって、ただ怖いだけでなく、感動や切なさと紙一重なのですよね。
    務夢を物理的に助けるのはもちろん、彼と女の子の二人の心も、一緒に助けられたように思えます。
    起きた事件そのものは決して良いものとは言えませんでしたが、出会えたのがこの二人でよかったです(ノ∀`)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    あぁまさに! 本作は怖さというよりも、人の心の動きに重きを置いたヒューマンドラマが主軸ですね。
    先生だけでも務夢くんを現実に連れ戻せたはずですが、服部少年がいたからこそ心も救えたんだと思います。
    務夢くんの孤独と苦しさに女の子の孤独が共鳴した結果ではありますが、お互いにとって必要な出会いだったのかもしれませんね。

  • どっちも救われたぁ!
    ああよかった。
    務夢くんの置いてけぼり感情は予備校にもあったか。まぁ、浪人生ってある意味置いてけぼりだもんなぁ。何か共感しちゃって泣けてきた……。
    女の子も辛かったろうになぁ。そんな彼女のことを気遣えた務夢くん、やっぱりあなたは優しいよ……。

    そして謎の「お姉さん」。ボスキャラ的な? 気になります!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    務夢くん、かくれんぼ事件の影響か、予備校でも誰とも会話してないキャラですね(1-2参照)
    孤独感とか、親からのプレッシャーが余計に焦りを生んでいたと思います。期待通りでなければ必要とされない、みたいな気持ちもあったかも。

    女の子はまだ世の中の仕組みも理解できていなかった年頃ですが、お母さんがいない時間は寂しかったでしょう。

    共感いただけて嬉しいです!
    そして裏に何者かの存在が……?