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私の手も声も

私の手も声も

おおきたつぐみ

おすすめレビュー

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★★★
★61
23人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • コタロー
    17件の
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    ★★★ Excellent!!!

    ホウセンカが弾けたような、真白さんが愛おしい

     作者様が紹介してくださった、「ベル・エポック」も併せて読みました。
    冒頭、書き出し一文を読み、「へ?あ・・」「ぶふっっ」吹き出してしまいました。絶品の一文です。こちらは、商業誌ですから、当然のごとく代価を払っての読書。「ベル・エポック」の書き出し一文は、その代価を払っても十分すぎるほどの満足感を得るものでした。
     「私の手も声も」は、真白さん視点で書かれた作品ですが、二年の歳月を超えて、とうとう真白さんが本音を早紀さんに吐露する場面が実にイイ!好きです。
    溜まりに溜まった自分の感情を好きな人にぶつけるシーンを読んだ時、ホウセンカが弾けた、そう感じたのです。

    おおきた様の作品には、普通のどこにでもいるような女性が書かれてあります

    でも、普通の女性にだって、ホウセンカが弾けるような思いが、心に秘められている、それを書かれてあるおおきた様の作品がとても好きです。

    • 2022年1月3日 17:26