第3話
小学4年生の時、新聞広告に載っていた
芸能プロダクションのオーディション記事があり、父に受けたいと相談しました。
お前には無理だ、現実を見ろと怒られるの覚悟でしたが、意外にOKしてくれました。
今思うと、恐らく色んな経験を積んで欲しかったのかなと思います。→ツンデレ発動。
一つ下の妹と2人でオーディションを受け
見事合格。
でも、レッスン費2人で年間40万掛かりました。
これはいわゆる、養成所生??養成所に合格したって事だと思います。笑
でも私はオーディションに受かって調子に乗っていました。
レッスン内容は演技とダンス。
週1でした。中学生〜65歳位まで
大体15人くらい居ました。
私と妹が一番年下でした。
当時の私はこれでテレビに出れる!
早く歌って踊りたい!と思っていたのですが
発声練習や外郎売り、時代劇の芝居など
全然歌や踊りに関係ない、なんだこれ??
と疑問ばかりでした。
声優志望者がアフレコ出来る!と思って
専門学校に行ったけど、最初は基礎練しかしないあの感覚に似てます笑
更に、外郎売りは小学生の私にとって
読み方が分からなかったり、言葉が難しかったりして、噛んだり、上手く表現が出来ませんでした。
講師の方は優しい女性の先生だったので
優しく教えて下さったり、中学生の面倒見の良い先輩が教えてくれました。
でもそれは表のすがた。
裏では私の悪口やあの子のせいで授業が
進まないんだけど、、と言われていました。
へこみやすい私はすぐ泣いてしまいましたが、
妹は私と正反対な性格で気が強く、
誰?今お姉ちゃんの悪口言ったやつ!?
と私を守ってくれました。戦ってくれてました。
今でも頼りになる妹です。
でも私は悪口を言われてる事実、
私のせいで他の人が困ってる。迷惑してる。と思って、結局辞めてしまいました。
このまま続けてればもっと早く声優や俳優になれたんじゃないかと今でも少し後悔しています。
当時の私はもうアイドルや歌手を諦め
普通の夢を探そうと思いました。
これが小学生時代の黒歴史です。
声優になるまで @reika7
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。声優になるまでの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます