第2話

私、七瀬 真奈美(ななせ まなみ)29歳は

両親がとにかく厳しかった。というより

今でいう毒親だったのかもしれません。


父はとにかく暴力、暴言で相手を捩じ伏せ、

気に入らない事があると、すぐ殴られたました。

母は助けてくれず、あなたが要領悪いからよと

言われてました。


幼い頃から私は、とにかく父に怒られないようにしよう、と思ったり、周りに迷惑をかけないようにしよう、いわゆる、人の目を気にしすぎる性格になりました。


さらに私のめんどくさい性格として、

人に認められたい、評価されたいという承認欲求の塊です。


本当は父に認められたかっただけなのに、

父や母はすぐ周りと比較する為

私も自然と、〇〇ちゃんには負けたくない、

〇〇ちゃんより私の方が頭が良いなど

人と比べたり、見下したりするようになっていました。


そんな私が芸能界を目指したいと思うのは

自然な流れだったと思います。



だって、普通の仕事や誰でも少し努力すれば出来る仕事よりも、芸能界の方が

一握りしかなれない業界であり、それになれる私は凄い!!ってなるから


最初はアイドルや歌手、小学生の時は


モー娘。が流行っていたので、私もそれに

なりたいと思っていました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る