何だか寂しくなるお話です。 雪女のお話って東北地方じゃなかったんですね。初めて知りました。妖怪や怪異は長生きですから、人との関わりが難しいですよね。本当に好きな人との別れが続けば、臆病になってしまうのでしょう。 でもね。 またどこかで雪女に会ってしまう気がします。根拠はないですけど。
武蔵野には、いつも空っ風が吹いている。冷たく。カラカラと乾ききった風が、乾いた土のにおいを運んでくる。それはもう。武蔵野でしか、体感できない匂いです。良い物語には、匂いがある。と、水ぎ…続きを読む
熾火というのはおこした炭火を指すと初めてこの物語で知りました。また雪女伝説をモチーフにしているこの作品。第2回角川武蔵野文学賞応募作品です。雪女と武蔵野に何の関係が?疑問に思いましたが実は関…続きを読む
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