射精

めめ

快楽

幼い頃。正確には小学2年生の頃だろうか。怒ってくる奴がいた。僕はそいつが何が理由でそこまで怒ってくるのかが分かっていなかった。

果たして怒りの根源はなんなのか、。


時は経ち、僕はオナニーを覚えた。

丁度その頃タバコを吸っていた僕は、ニコチンについて調べていた。どうやら、人がニコチンを摂取してリラックスするのには、ドーパミンが関係しているらしい。


ドーパミン?


ドーパミン、、。いまいち分かっていなかった僕は、wikiでドーパミンについて軽く調べた。


どうやらドーパミンには他にも効果が色々あるようで、快楽とも関係している事がわかった。


そして、さらに調べ物を進めていると暴言と快楽もまた関係している事が分かった。


僕はふと思い出した。

それは、理由もわからず怒られていたことだ。


未だ、怒っていた理由はわからないが、怒りたくなった理由は時を経て、なんとなく分かった。


「あいつはただ、僕で怒りを発散し、気持ちよくなりたかっただけなんだ」


それを悟った僕は、一つの真理に辿り着いた。

それは、「人は自然に快楽を求める生物で、その形は多種多様に進化していき、知らず知らずのうちに、射精まで出来るようになった」だ。


そうとなると、、

怒っていた彼は僕に無意識に射精がしたくなり、

話の途中から

「ああ!やばい!やばいって!このままじゃ彼の瞳から涙が出る前に、俺のが出ちゃうって!!まじでやばいって!ああ、ああああ!」

といった具合に、彼の頭の中のドーパミンは叫んでいたのではないだろうか。

そして、ついには同性である僕に無意識に射精をしてしまった、、

ということになる。



他人に自分の考えを押し付けるのは、精子をかける行為となんら変わりない。


そう思うと、例えば大統領。あの職業は凄まじい射精の量をしていることになる。


「愛する民に我が精子を。

清らかな卵子を下さいまし。さすれば将来愛する我が国を築けるのであります。」

といった具合に演説をして、

満足しきった彼は

「セックスありがとうございました」

と締めをくくるのではないだろうか。


なんら、おかしい話でもない。

これは、とても真面目な話。

それではまたいつか。

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射精 めめ @tata2113

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