まだ未定の物語

@kasyuna

第1話

突然の死からの異世界転生をして7年目。

赤ちゃんの頃は記憶がはっきりしておらず自分が日本で生まれたことや様々な知識を忘れていたが7歳の判別の義といわれる適性をみる行事の際に完全に記憶を取り戻した。

とはいえ28年の人生。基礎的な知識はあれど専門知識などはもうほとんど忘れており、ソシャゲや転移ものなどのノベル物を好きで読んでいたからこその想像力などは多くあるが自分が転生したメリットがこれといってなかった。

さらに判定の義も実際水晶玉に触れ魔力適正を調べるのだが他の子と大きな違いはなく転移の定番イベントも淡々と進んでいった。

判定の義の最中は昔の自分の知識と思い出が今の自分に統合されていく不思議な感覚が溢れており

[異世界転移ってこんな感じか。んー女神にも得点もなにも恩恵がないのだが?]

っと思っていた。


幸いなことに魔力適正は、中級程度の魔力量が見込めるのが幸いである。

ただ魔力持ちにしては平凡なのは間違いないが3年後の10歳の誕生日に魔法学校の入学の権利は手に入るのはうれしいなっと感じていた。

実際こ判別の義によって魔力適正がなければ魔法は一切しようできないしさらには農民として畑を耕すか商売をするかなど限られた選択しかできなくなってしまう。

そして魔力がない人たちはこの国では2割前後といわれており少ない割合なのだ。

最上級の魔力はよくて0.1割前後

上級魔力が2割前後、中級魔力が6割近く 低級魔力が1割近く、残りが魔力適正は様々であるが体質などにより魔法が行使できない者達が残りの割合をしめていると言われている。

実際に統計されているわけではないが魔法学校の入学のための判別の義の際に判明している割合になる。

なので魔法をしようするのであれば無難なところにおちついたわけである。

ここで簡単に説明しておくとさらに魔法については、中級魔力は魔法こうしできる回数のようなものであり実際に魔法をしようする際に詠唱が必要となる。

この詠唱に関して、学生であったり詠唱が苦手な者であれば中級魔法で3~5分程度の詠唱が必要である。上級においては効果範囲や効果によって10分以上は必要とされているそのためこの詠唱が必要な魔法使いは初心に分類される。

ただ例外もあり詠唱をすることにより様々な効果を追加したり規模を拡大させる目的のために詠唱をすることもあるので注意が必要なのだ。


次は無詠唱といわれるものである。こちらは詠唱を必要とせず魔法行使名のみで魔法を使用することができるのを無詠唱と認定されている。

純粋に魔法行使のスピードに長けており、魔法効果は使い手次第なものである。

無詠唱でどこまで強力な魔法を行使することができるのかそれが魔法師として一番の価値と言われている。


次は刻印魔法である。

刻印魔法は紙などに魔法陣などを記載しそこを起点に魔法を発動させる魔法である。

こちらは紙などに記載しておけばどこでもいつでも魔法が使用でき、刻印時に魔力を同時にいれているため発動時には魔力を消費しない点が戦闘においても強みであるが、使用するためには記載した魔法陣を破壊する必要があるため敵に奇襲などの突然の状況にはとても弱い。

詠唱魔法者が7割  無詠唱が3割の割合の魔法師が今の時代の割合になる。

刻印魔法は魔法適性があればできるが正しい知識がないと目的の魔法が使用できなかったり、使用までのタイムラグなど欠点もたたある。






















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