始まりの詩

第1話 穏やかな日に

日々は

何時ものように始まる朝から

同じことの繰り返し

時には静かに

時にはあわただしく

与えられたことを

淡々とこなして行くだけ

その当たり前の日常の中に

小さな幸せは紛れ込んでいて

見つけたときの嬉しさは

胸に広がっていくよ

あなたに

「おはよう」と言葉を掛けて

「今日も頑張ろう」と励ましあって

時々どうしているかなと

想いを馳せて、、

そんななんでもないことが

温かく感じられる

季節の流れに

こんな花が咲いたよと花便り

今日も元気でいてくれる

今日も穏やかな日を過ごしてくれる

ホッとすることの幸せ

日常は

色んな思いを詰め込んで

泣いたり笑ったり

絶望したり落ち込んだり

同じ日なんてないから

穏やかであることが

一番難しかったりする

穏やかであることが

私にとって一番の贅沢