第10話

個体名:未定

種族:アサシンウインドバード

年齢:0

Lv:1/30

HP:81/81

MP:89/89

攻撃:98

防御:63

俊敏:120

スキル:言語理解、鑑定、急成長、魔力感知、魔力操作Lv.極、魔力精密操作Lv.1、飛行Lv.7、くちばしアタックLv.3、鋭化Lv.8、無音飛行、気配察知

称号:転生者、駆け上がる者、夜の住人、





んお? 色々変わっているな。取り敢えず全部鑑定するか。

鑑定!


急成長〜獲得経験値が大幅に上がる。成長の上位互換。


無音飛行〜音を出さずに飛行できる。


気配察知〜気配を感じ取れる。


駆け上がる者〜短期間に複数回進化した驚異的な成長をしたもの。


夜の住人〜夜行性の者。スキル:気配察知Lv.1を獲得する。


 おお! 今回の進化もすげぇな!

 まずは急成長。ただでさえ成長はチート臭かったのに更にグレードアップした。やべぇな......


 無音飛行は進化先の説明にもあったな。さすがフクロウの見た目をしているだけある。


 予想外だったのは気配察知だ。称号的には夜行性だったらみんな持っているようだな。

どうやって気配がわかるのだろうか。特に変わった感じはしないが......

それにしても昼と違って夜は怖いな。俺ってこんなに夜苦手だったっけな......

 まあいいや取り敢えず飛んでみよう。


パッ(地面から離れる)


お! すげえ、羽ばたく音がしねぇ!


スゥー スゥー (飛んでいる)


 これはやべえな。このスキルがあったらより一層奇襲戦法がしやすくなるな。


 あぁ......それにしても怖いなここ.....怖すぎて体がピリピリしてきた......どんだけビビりなんだよ俺......

いや待てよ。おかしいだろ怖いだけなのに肌がピリピリするなんて!

……もしかして気配察知の効果か?

......ってことは近くに敵がいるってことじゃんか!?


俺はあたりを見渡す。


あっ......

いた。

暗い森の中に月明かりで照らされた目が浮いている。

それも2つじゃない。

6つだ...


俺はとっさに一匹を鑑定をする


鑑定!





個体名:未定

種族:ダークウルフ

年齢:4

Lv:15

HP:210/210

攻撃:1%&#$#格上の為これ以上鑑定できません。





格上じゃねえか!? しかも三匹って!

しかも明らかに俺を襲うような空気だ。


「グルルルルル.....」×3


HAHAHAやっべぇ死ぬぅー(涙)

ここは逃げるが勝ちだ!

逃げろぉー!


シュイィィン!


ガウ!


ギャアァァァ!

追いかけてきてるんだけど!? 

速すぎだろアイツら!


どうしよう!? 俺死ぬの!?

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空の支配者〜転生したら鳥の雛だったので、誰にも邪魔されずに空を飛ぶために最強を目指します! キャンドル @08288494

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