第9話

〜進化先〜


ウインドバード Rank D


アサシンウインドバード(変異種) Rank C



 おぉ、今回は進化先が2つか。

前回も比べるとだいぶ減ったな。

 

 さて、進化先だが、まず一つ目のウインドバードだが、これはこのまま体が成長する進化先だと思う。

……問題なのは2つ目のアサシンウインドバードだ。

なんだよアサシンと変異種って。

まぁアサシンは身に覚えがあるが......取り敢えず説明を見てみよう。


 鑑定!


ウインドバード〜リトルウイングバードの成体。リトルウインドバードよりも素早い。


アサシンウインドバード(変異種)〜ウインドバードの変異種。ウインドバードの能力に加えて音を出さずに飛行する。油断しているものを静かに攻撃することからアサシン(暗殺者)の名前がつけられた。夜行性になる。


 いや、アサシンウインドバード強っ!?

なにこれ、突然強くなりすぎだろ!

やはりスライムの狩り方が原因か?

まぁ有り難いことだからよしとするか。

 じゃあ俺はアサシンウインドバードに進化する!


<アサシンウインドバードに進化しますか?>  YES・NO


YES!


ああ、また眠気が......ZZZ......
















































 ううん......ああーよく寝た。


 起きて目を開けた瞬間、俺は違和感を感じた。


 あれ、夜?


 そう、夜だったのだ。

夜は昼間とは明らかに雰囲気の違う世界だった。緊張はしていないはずなのに気が張り詰める。


……なんだか怖いな。


 ちなみに俺の体は体型が変化していて前はハトみたいな感じだったが、今はフクロウのような見た目になっている。


 フクロウといえば首がすげぇ回るんだったよな。

後ろ向いてみよっ。


クルッ!


おお!左に首を回して右が見えるw


おっといかんいかん。話が変な方向に行ってしまった。

まずは進化したステータスを見なくちゃな。


ステータスオープン!





個体名:未定

種族:アサシンウインドバード

年齢:0

Lv:1/30

HP:81/81

MP:89/89

攻撃:98

防御:63

俊敏:120

スキル:言語理解、鑑定、急成長、魔力感知、魔力操作Lv.極、魔力精密操作Lv.1、飛行Lv7、くちばしアタックLv.3、鋭化Lv.8、無音飛行、気配察知Lv.1

称号:転生者、駆け上がる者、夜の住人

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