(5)3色そぼろ丼

【3色そぼろ丼の作り方】


 調理器具:炊飯器、フライパン(小~中)

 使う食器/洗い物:お箸、丼


 食材 (一人分):ご飯 (大盛り1杯)、ひき肉 (50グラム)、卵 (1個)、桜でんぶ(1/3袋)、砂糖 (適量)、塩コショウ(少々)、醤油 (少量)、みりん(少量)


 調理時間:1時間程度

 材料費合計 (一食分):約148円



 調理時間が1時間となっていますが、これは主にご飯が炊きあがるまでの時間です。

 ご飯が炊けている状態の(実質)調理時間は5分から10分程度です。

 今回は「3色丼」にしますが、このうち2つを使った「2色丼」、または肉そぼろのみの「そぼろ丼」も可能です。

 2色丼またはそぼろ丼の場合、ボリュームアップのために玉ねぎのみじん切りを足すのも良いでしょう。


 ご飯を炊くのに炊飯器が必要ですが、男性一人暮らしの場合は炊飯器が無い場合もあると思います。

 その場合は1パック100円前後と割高になりますが、レンジでチンするタイプのご飯を利用してください。

(パックのまま食べられるので洗い物は少し楽になります)


 では具体的な作り方を説明していきます。

 ご飯の炊き方は省略し、ご飯が炊きあがった状態との仮定で説明していきます。


 フライパンを火にかけて、油を薄くひき、フライパン全体になじませます。

 火を中火から弱火程度に落としてから、ひき肉50グラムを投入。

 ここに砂糖をたっぷり(小匙で3杯ほど)、塩コショウを少々。

 味付けは好みで構わないですが、今回は全て甘め(子供向け)にします。

 火を中火から強火に戻して全体に火が通るまで炒めます。

 1~2分で火が通りますので、そうしたら香り付けの醤油とみりんを少々、鍋肌から入れて、全体になじませたら肉そぼろは完成です。

 丼にご飯をよそって、肉そぼろを1/3の位置に乗せます。


 フライパンは洗わなくても大丈夫なので、そのまま今度は炒り卵を作ります。

 先に作った肉そぼろの油 (砂糖醤油で香りと味付き)に、卵を割り入れます。

 火は弱火にしておくか、一度止めてしまっても構いません。

 ここに砂糖を小匙2杯ほど、お塩をひとつまみ入れます。

 火を中火程度にして、お箸でかき混ぜながら、卵全体が柔らかめに固まるまで、およそ1分ほど炒めます。

 固まってきたところで火を止め、鍋にこびりついた卵を落としながら、丼の空いている所1/3程度に乗せます。

 最後に空いた1/3のスペースに桜でんぶを乗せたら完成です。


 今回は味付けを全部甘くしましたが、お好みで甘さを控えめにしても良いですし、逆に塩コショウやラー油などで辛くしても美味しく頂けます。

 味付けは全てお好みでどうぞ。

 卵と肉の味付けを変える(肉は辛く卵は甘くなどの)場合は、今回のようにフライパンをそのまま連続で使うのは難しくなりますので、面倒ですが一度軽く洗ってから使ってください。

 お弁当のご飯が3色丼だと、子供は喜びます。(自分の子供時代がそうでした)

 肉、魚、鳥、3種類食べられますので、あとは野菜サラダか漬物と、汁物が付けば栄養のバランスも良くなりますね。



 材料費の計算方法:

 お米 5キロ1袋 2000円前後 (大盛り1杯 精米100グラム40円程度)

 豚ひき肉 (牛豚合い挽き肉) 100グラム108円 (50グラム54円程度)

 卵 10個入り1パック 税込み163円 (1個17円程度)

 桜でんぶ 1袋 税込み110円 (1/3~1/4袋37円程度)

 ※値段は全て、近所のスーパー等で買う際の参考価格です。

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