Prologue

流れてくるのは遠い遠い記憶。


これは僕の前世。


血色に染まってゆく時の流れに逆らう彼ら。


彼らと共に戦う少女。


その少女は多分僕。


彼らとした約束は忘れていない。


だから…サヨナラだけは言わないで…。


《全ての記憶は夢の中で…。》


これは今の僕の過去から今に至るまでのお話…。


僕の生涯はいつも過去から今現在で終わる。


それは、ずっと僕が永遠と時代をループしているから…。


これは…


悲しい…悲しい…幕末の武士たちの人生。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

枯れない約束 葵穂乃歌 @aoihonoka

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ