第2話 生徒会長ペアとの合流

 デスゲームが始まった…

 ピーピーピーピー…

「どうする?もうゲームが始まった?」

「落ち着いて、ゲームが始まったとすれば、電話のやつがどこかにいるはずだ。今の時間は…丁度4時…夜まであと5時間半…とりあえずここから離れよう。出来る限り二人一組のほうが行動もしやすい。ペアを作ってここを離れよう。」

 クラスの人数は、32人。16ペアできる。


 ゼースーハース…

「これからどうする?」

 ペアの桜花が話しかけてくる。

「取り敢えず、とりあえず、あいつに見つからないように、夜をまとう。」

《ぴが…ぴがぴが…》

 連絡用のスマホに着信…

相手は…生徒会長。

「生徒会長だ。」

「待って。私が対応する。」

《こちら桜花、佞姦。何かご用件?》

《今どこにいる?GPCがうまく機能しなくなって、位置の特定が困難な状況です。》

《いま、一階職員室前。》

冷静だ…さすが生徒会長。

《合流しよう。4人で固まったら、最悪相手できるかもしれない。》

そういうことか。

《ok。今どこ?私たちが向かう。》

《こちら3階図書室。》

《ok。今から向かう。》

ピーピーピーピー…

「電話終わったね。図書室行こうか。どんな経路で行く?」

ここも考えどころだな。経路によっては鬼とばったり鉢合わせる可能性がある。

「校庭裏から回り込んでいこう。」

「ok。登っていくか。」


「良し…ついたな。」

持ち物を確認する…

「良し。ロープを使って登ろう。」

このロープ、今日の体育で使って持っておいたもの。持っておいてよかったぁぁ…

「えっさほうさ…えっさほいさ」


「やっと着いたね。」

結構しんどかった。

「こっからは…3階に下りる階段で降りたら、図書室はすぐだ。」

「よし、行こう!!!!!!!!!!!!!!」


「ごめーん。お待たせー。」

「遅いわね。まぁ、これで4人合流できたことだ。」

「今は…ちょうど7時か。」

いろいろしているうちに結構時間がたっているな。

ピロロロロ…ピロロロロ…

電話だ。

【おいお前らども、きけ。今からに早く、7時30分まで各自の部屋とカフェを開ける。どこに行くかは話し合えよ。】


ピーピーピーピー…


「今から部屋が空くらしい…」

「初日は作戦会議だ。みんなをカフェに呼べ!!!!!!!!!!!!!!」


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地獄ゲーム @subaru1358

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