地獄ゲーム

@subaru1358

始まったデスゲームとルール説明、施設の観覧と最初の犠牲者

第1話 デスゲームの準備

 ピロン…ピロン…ピロン

 電話か。

【やぁ、庶民が。今すぐ、そ携帯を、スピーカーモードにして、全員で我の話をっ】

 ピーピーピーピー…

 やべぇ…なんかやべぇのきた…とりあえず先生に伝えに行くか。


 携帯番号は…xzufrt…

 職員室…あった。一回の廊下の中心だな。


「先生。なんか変な電話がっ」

 先生が…いない!?

 その異様な光景に、俺はビビった。

 ふつう、授業中の自習時間には、先生は職員室にいるはずだろう。


「落ち着け…落ち着け…とりあえず、クラスのみんなに知らせよう。頭いい人だっているはずだから、きっと何とかしてくれるはずだ。」


 たったったった…


「ちょっと皆さんよろしいでしょうか?」

「何?」


 ピロン…ピロン

 またあいつかよ

「ちょっと待ってね、スピーカーでかけるから。」

【おい庶民、なんで電話を切った?いいからスピーカーにして、われの話を聞け。】

「なにこいつ?」

「しーっ話さないで。まずは相手の言葉を聞こう。」

 さすが、生徒会。対応がうまい。

【スピーカーにしたか?まぁいい。聞け、庶民ども、われとををしよう。ゲーム内容は簡単だ。だ。大様ゲームの意味は分かるよな。わからなかったらwebで調べろ。ゲーム内容に特殊ルールを追加して行う。大様の決め方は、その時我が選んだ勝負対決の勝敗で決まる。今から我が、校舎内の中に行く。範囲は校舎内、中庭、校庭、コンビニ、カフェ、体育館。カフェは、作戦会議用の部屋として、9時時00分から解放する。その中のどこかに、我が現れる。お前ら庶民どもは、逃げ回る我を探し当て、勝負対決に勝ったら、お前らが好きなように命令してもいい。ただし、我が勝ったら…。】

「なんだっ」

「しーっ。まだ聞いて、質問は最後にすればいい。」

 桜花がこんな声出すのも、納得がいく。

 なぜなら、今のところルールは無茶苦茶だからだ。

【黙れ。静かにして聞け。ただ殺すわけではない。ゲームは、1年。一か月ごとに、ミッションをやる。ミッションをクリアしたら、見方を蘇生…復活月ごとに代わり、一か月ごと、5つのミッションを与える代わり、一か月ごと、5つのミッションを与える。すべてクリア出来たら、5人蘇生出来る。そして、範囲も、指定した範囲を3倍にして、月ごとに、倍になっていく。今は…おっ、ちょうどいいな。今日は、2月28日だ。来年…20xx年の2月28日にゲームは終了。夜になったら、各自に部屋が用意され、2人1組で休憩と睡眠ができるようになっている。カフェに入って、作戦会議もできる。カフェから、各自の部屋に移動する、ワープ機能も付けた。夜動き回ってもいいが、夜は我の部下が、そこらじゅうをはい回っているので危険だ。そして、基本一人ずつに、連絡用のパソコンを配布する。逃走中は、連絡が取れるように、遠隔で通信できる、携帯を配布する。一応、検索機能とかもあるけど、インターネットに接続できないよう、接続妨害の決壊を張ってある。行動時間は、朝7時~夜10時まで。夜は、10時までに用意された部屋に入らなければ、即処刑。部屋は9時45分から空いている。部屋には食事も手配されている。一応、うまいもの。ゲーム終了時に、処刑されたままの場合、実際の世界でも処刑されることになっている。このルールのもとやっていく。】

恐ろしい…が、今、この弧臨高校で始まった。

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