面白い物語が大好きです。自分で書ければ二度おいしいのでないかと、地道に取り組んでいます。
とある女性の語るお姉さんととある神様のお話。語りが本当に絶妙で、"しゅるしゅる"と引き込まれました。まるで作中のある動物みたいに…。この冒頭からこの結末になるのも好きです。ずっと同じ場所いたはず…続きを読む
これは信頼できない語り手かな? と思いながら読んだら、おや、様子が違うぞ……と転がされ、あの結末。読者がそう予想するのも、実はきっちり考えてのことなのでしょう。 特にラストシーンは白眉! 語り…続きを読む
尾八原ジュージさんによる、お得意のホラー小説です。 舞台はノスタルジックな薫り漂う昭和三十八年の日本。ひとりの少女を語り手として、彼女とその姉、つまり五歳年が離れた姉妹の物語が綴られてゆきます…続きを読む
情念は物質化する。そんな現実を目の当たりにした気がします。それほど描写が鋭く、引き込まれました。
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