このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(172文字)
幼い頃から虐待を繰り返され、棄てられた幼子は息絶える寸前に拾われた。その拾った存在は、【誰でもいいから】という微かな願いに応じて顕現した、魔王。魔王ですら嘆くほどの壮絶な半生を知り、魔王と配下の悪魔たちは心をひとつにする。『この子を幸せにせねば!そして虐待してきた輩に鉄槌を…!』基本幼子の一人称で進むが、時折悪魔の視点が織り込まれる物語の語り口は柔らかく、微笑ましさを感じる。純粋無垢なココロのままにゆっくりと育っていく様を、一緒に慈しんでいくと楽しめると思う。
どれだけ酷い扱いをされてきたのか。その分たくさんの愛をバエルからもらって、たくさん笑って、食べて、寝て、幸せになってほしい。バエルの溺愛ぶりがいいです。
もうあの2人の関係が愛おしすぎる。
これからの展開が楽しみです。男の子が、魔王様?と一緒にいて安心できる居場所になっていけばいいなと思う
悲惨な目に遭う主人公……沢山見てきたけどこれは酷すぎる……これまで良いことがなかった分、扱いが酷かった分、これからは幸せに暮らしてくれ…