ミシンで縫った着物
増田朋美
ミシンで縫った着物
その日は、相変わらずというか、もういつまで続くのかなと思われるほど暑い日で、テレビでやっている高校野球中継が、むなしくなるほど暑い日だった。その日も、製鉄所で、杉ちゃんたちが、水穂さんの世話をしながら、いつもどおりに着物を縫っていたとき。
「こんにちは。」
と、製鉄所の引き戸を開けて、もうわかりきった様に、四畳半の中へ入ってきてしまったのは、浜島咲だった。
「ああ、浜島さん、どうしたんですか?」
水穂さんが布団から起きようとするが、失敗して布団に倒れ込んでしまった。
「無理して起きないでいいのよ。それよりも、あたしの話を聞いてくれれば、それでいいのよ。」
「はああ、またお琴教室でなにかあったのか。」
咲がそう言うと、杉ちゃんはすぐに彼女に言った。
「そうなのよ。今日ね、新しいお弟子さんが来たのよ。お琴教室に。」
咲は耳の痛い話を始めた。
「はあ、お教室に、新人会員が入ってきたのか。こんな暑い日なのに入ってくるなんて、物好きだねえ。」
「まあ、そんなこと言わないで。それでね、入門する際には着物を着て来るようにって、連絡はしておいたんだけど、その人ったらなんと、ミシンで縫った着物を着てきちゃったのよ。」
咲は、困った顔で言った。
「まあ確かに、ぐし縫いをしないのは、着物らしくないね。最近は着物も人件費の安い外国で作ってることが多いからね。」
杉ちゃんも咲に合わせた。
「そうなんだけどねえ、苑子さんたら、それを見て、着物の形をした洋服だって、怒ったの。怒らないで教えてあげればいいのに。」
「ま、まあ、そうかっかするな。日本の伝統芸能だもん。そうやって怒るのも、無理はないよ。それに、苑子さんみたいな偉い人は、そうやって怒っても仕方ないよ。で、その新人会員はどうしたの?怒られて、癪に障ってやめちゃった?」
杉ちゃんがそう言うと、
「いいえ、それが、この教室は実に本格的だと言って、余計にならいたくなったみたい。次の稽古までに、鮫小紋を用意してきますと言って、帰っていったわ。そしたら、今日電話がかかってきて、鮫小紋を用意したいのだけど、どうしたらいいか教えてくれって、私に言ってくるものだから、私、どうしたらいいのかわからなくなっちゃって。」
と、咲は、大きなため息を付いた。
「簡単じゃないか。じゃあ単の鮫小紋を探せばいいんだ。お稽古に使うんだったら、羽二重だろ?それで、インターネットなんかで探してみればいいの。」
杉ちゃんが簡単に答えを言うと、
「でもねえ。確かに、極鮫とか、そういう格の高い着物を探すのは、難しいんじゃないですか。仮に見つかったとしても、呉服屋さんに、文句を言われて、買えなかった事も、聞いたことありますから。」
と、水穂さんが咲を擁護するように言った。
「例えば、若いのに、年寄の格好をするなとか、生意気だとか、そういうことを言われることもありますよね。若い人が極鮫小紋とかそういうのを着ると。」
「まあそうだよな。それは、たしかにそう言われるよ。若いやつが礼装となれば、極鮫なんか着るより、振袖を着用するわな。それに、振袖以外のものを着るのはおかしいと主張する呉服屋も多いよねえ。まあ、若いヤツが鮫小紋着るのは間違いじゃないんだけど、変な先入観のあるやつも多いので、、、。」
杉ちゃんは、首を捻った。なぜか着物というものは固定概念ばかりが、空回りしてしまっているものらしい。鮫小紋を若い人が着るのは、別に問題ないのだが、礼装として着るというと、呉服屋は、振袖を売りたがるのである。なかなか、着物を個性的にというか、可愛く着こなしたいという人がいても、それを呉服屋とか、着付け教室の先生方とかが、邪魔をすることが多い。
「杉ちゃん、着物の造り手としてどう思う?インターネットで簡単に手に入るみたいなことを言うけれど、なかなか、目的のものを手に入れるのは、難しいわよね。」
「そうだねえ、、、。単純に、鮫小紋がほしいと言って、はいどうぞとくれる着物屋は、少ないよなあ、、、。」
杉ちゃんは、一つ頷いた。
「でしょ。あたしもね、呉服屋さんにいって、鮫小紋買ってみようかと思ったんだけど、なんだか囲み商法みたいになっちゃって、本当にほしいものは手に入らなそうだったから、大慌てて逃げて帰ってきたのよ。」
確かに、呉服屋さんというのは、そういう悪質な店もある。一人の客に対し、何人もの店員がやってきて、変なものを売りつけたりとか、そういう例はザラにあるのである。
「なんだか、本当に着物を売りたいという人は、どこにいるのかな。変な方向に、着物を売っている気がするわ。本当に、お琴教室で着物が着たいと思っている人は、どこに買いに行ったらいいものかしらね。インターネットで買うと、素材がわからないでしょ。ミシンで縫ってあるとか、そういうことを確かめることもできないわよね。だから、実物見て買ったほうが、よほどいいと言うわけで。」
咲は、また困った顔をしていった。
「本当だねえ。着物だけじゃないよ。日本の伝統自体がみんなそうなってるさ。本当にやりたいというやつは、かなりのリスクを伴うな。」
杉ちゃんも咲の発言に頷いた。
「それで、その、新人会員に着物の買い方教えなくちゃならないんだろ?どうするつもりなんだよ?」
「ええ。だから、それを相談に来たのよ。呉服屋さんは怖くて行けないし、インターネットでは、素材の説明とか当てにならないから、どうやってかわせて上げたらいいかなって。あたしが一人で悩んでも、しょうがないじゃないの。」
咲は、まるで酒を飲んでぐちを言う人見たいに、杉ちゃんに気持ちをぶつけた。
「じゃあ、ちょっと手のかかる解決法かもしれませんが、反物を買ってきて、それを杉ちゃんに仕立ててもらうというのはどうでしょう。着物を買うとなると、効果でしょうから、どこかで正絹の反物を買ってきて、杉ちゃんに縫ってもらうんです。」
と、水穂さんが言った。
「そうかも知れないけど、鮫小紋の布は見つかるかな?」
と、杉ちゃんはいうが、
「それなら、色無地の反物なら、意外に簡単に手に入るんじゃないかな。鮫小紋と色無地は同じ順位ですから、それでごまかせると思います。」
と、水穂さんが言った。
「え?柄の何も入っていない色無地が、あんな細かい柄の鮫小紋と同順位なの?そんなこと知らなかった。あたし、全然違う着物だと思ってた。」
びっくりした咲は、思わずそう言うと、
「いやねえ、はまじさんね、これはちょっと注意してもらいたいんだが、色無地と言っても、地紋の起き方で順位が違うよ。大きな柄を隙間を入れて入れてある色無地と、小さな柄を隙間を作らないで入れてある色無地とは、順位が違うから、それは忘れないでね。もし、礼装というか、お稽古に使うんだったら、地紋と地紋の隙間の少ない色無地を、選ぶんだぞ。」
杉ちゃんが、急いで言った。この事実は、あまり呉服屋でも言われないところでも有るのだが、暗黙の了解として、色無地がすべて同じ順位というわけではない。色無地にも、必ず格があって、その高い低いは必ず有る。
「中には、訪問着っぽく地紋を入れてある色無地も有るからな。そういうものは、色無地として使えない事もあるから、気をつけろな。」
「はあ、そうなんですか。地紋って、色無地にもある、織柄のことよねえ。そうかその入れ方によって、順位が変わるのね。それも覚えておかなくちゃ。杉ちゃん教えてくれてありがとう。それで杉ちゃん、反物はどこに行ったら、手に入るのかしら?」
咲がきくと、杉ちゃんは、骨董市とか、古布屋のような場所で見つかるのではないかと言った。
「ありがとう!本当に助かったわよ。じゃあ、すぐにその子に反物かわせて、こっちへ連れてくるわ。そうしたら、杉ちゃんお願いね。」
「おう、任せとけ!」
咲が杉ちゃんにいうと、杉ちゃんもわかったという顔をした。二人がそうやっているのを見て、本当に、着物を買うことができるかどうか、大丈夫かなと、水穂さんは心配そうに見ているのだった。
その翌日。その日もすごい暑さだった。杉ちゃんがまた、製鉄所で食事の支度などをしていると、こんにちはあと言って、咲が入ってくる音がする。今度は一人ではなく、もうひとり女性がいた。この人が、昨日咲が説明した新人会員だったんだなと、杉ちゃんはすぐにわかった。
「杉ちゃん、この人よ。お琴教室に入ってきた、青木さん。昨日、急いで古布やを調べて、色無地の反物を買いに行ったの。鮫小紋はなかったけど、色無地なら有るって言われて。これでいいの?」
咲は、青木さんと呼ばれた女性に、かばんを開けるように言った。その女性がかばんを開けると、黄色い色無地の反物が出てきた。地紋は、杉ちゃんが言ったとおり、小さな花模様が書いてある。
「杉ちゃん、格の高い低いはどうやって見分ければいいの?色無地の反物はこれしかないって言われたのよ。」
「うーんそうだね。まずはじめに、格の高い低いは、昨日も言ったけど、柄が小さいか大きいか、吉祥文様があるか、隙間が入れられて入っているか、この3つで決まるんだ。柄のない色無地は、地紋の入れ方を見るんだぜ。」
杉ちゃんの説明を聞いて咲は、布をしげしげと見た。確かに、光沢の有る生地で、小さな花模様が、敷き詰めるように入っている。吉祥文様というものになるのかわからないけれど、そうなっている。柄と柄との間に隙間は少ない。
「あたし、吉祥文様はわからないけど、少なくとも、この色無地は、柄が敷き詰めてあるから、大丈夫なんじゃないかな。」
「そうだねえ。」
と、杉ちゃんは腕組みをした。
「吉祥文様は入ってない、紋春菊を入れてあるだけの色無地だが、比較的順位は有ると思う。じゃあ、これで色無地を縫ってみるか。じゃあ、その、青木さんだっけ。寸法を測るから、身長と、裄丈を教えてくれ。」
そう言って、杉ちゃんはメジャーを裁縫箱から出した。青木という女性は、杉ちゃんに言われるがままに腕を出した。
「えーと、裄丈は、65あれば足りるかな。今どきの女性は、65くらいないとだめだからな。」
と、杉ちゃんは、メジャーを彼女のからだに当てながら言った。
「よし、じゃあ、お前さんの身長は?」
「はい、百五十二センチです。」
と、彼女は小さい声で言った。
「ああ、怖がらなくてもいいの。杉ちゃん、ちょっといい方が乱暴だけど、怖い人じゃないから。ヤクザの親分でもないのよ。これから着物を作ってくれるんだから。」
と、咲が急いでいうと、彼女はそうですか、と小さい声でいった。
「どうしてお琴を始めようと思ったんですか?今どき、お琴なんて伝統を習おうなんて珍しいですよね。」
杉ちゃんの声に目が覚めたのか、水穂さんがいつの間にかそういうことを言った。杉ちゃんの方はもう、その黄色い反物に、印をつけたりして、裁断する準備をしている。
「ええ、まあ、ちょっとわけがありまして、、、。」
と青木さんと言われた女性は、小さい声で言った。
「訳ってなんだろうかな。物好きな理由があるんだろ?ちょっと教えてくれよ。」
裁ちばさみで布を切りながら、杉ちゃんがでかい声で言った。
「ちょっと訳って一体何があったの?」
「杉ちゃんに聞かれちゃおしまいだわ。答えが出るまでいつまでも聞き続けるから。」
咲はちょっと、困った顔でいった。
「ええ、私はね。ちょっとわけがあって、一度社会から外れてしまって、それでまた戻ろうと、思ってその第一歩として、お琴教室に。」
と、青木さんは答える。
「社会から外れたかあ。本当に、なにかあったんだな。犯罪でもしたのだろうか。まあ、僕たちは、お前さんのことを、バカにしたり、変に傷つけたりはしないよ。事実は有るだけだからね。それは、どうにかこうにかすることもない。それは誰でも同じ。」
と、杉ちゃんは、早くも縫う作業を開始しながら、そう聞いたのである。
「いえ、犯罪じゃありませんが、でも、それに近いとは言われる事はあります。でも、私は、どうしてもそうするしかなくて。近所の人とか、親戚には、早く働いて親御さんに楽をさせてやりなさいよとか言うんですけど。でも、どうしても、人が怖くて、働きに出ることができなくて。それで、母がお琴教室に通ったらどうかといったんです。お琴教室のような場所であれば、誰でも歓迎してくれるって。それは果たして本当だったんでしょうか。」
と、青木さんは、杉ちゃんに言われて、そう答えたのであった。
「そうか、やっぱり訳ありか。」
杉ちゃんは、針と糸を動かしながら、そういうことを言った。
「まあ確かに、変わろうとしても、かわれないというか、変わりたくてもかわれない事はありますよね。それに甘んじてというか、それを受け入れて生きていかなきゃいけないっていうときは確かにあります。そういうときがあって、人間ってのが有るのかなと思います。」
水穂さんが、彼女の話を聞いて、彼女に優しく言った。杉ちゃんの言い方とはかなり違っていて、なんだか杉ちゃんと対を成すような言い方だった。
「まあ、そういうときはな、毎日、淡々と過ごしていくしかないんじゃないのか。もし、そういう時をちょっと変えたいっていうときに、着物はすごく効果的だ。それをしたいのであれば、いつでも、着物を頼ってくれ。」
と、杉ちゃんがいうが、青木さんはよくわからないという顔をした。彼女の表情は、多分本当はお琴なんて言うものに興味はなくて、母親からやれと言われて、仕方なくやっているという顔を示している。
「まあそういうことか。まあ、そうなってしまったら、与えられた環境を思いっきり楽しんでくれ。おまえさんはお琴と、着物を与えられたんだ。それを思いっきり楽しむんだな。」
「そうよ。杉ちゃんの言う通り。」
咲は、杉ちゃんがいったことをなるほどと思っていった。
「あたしもそういうときあったわよ。何かしたくてもすぐに体調が悪くなって、何もできなくなっちゃうの。そういう時期があったけど、なぜか偶然、苑子さんのお琴教室に入って、それでフルート吹くことになっちゃって、なんだかわけのわからないうちに、私はお琴教室の手伝い人。だから、何もないんだったら、とりあえず流れに乗れば?」
「だから、今の環境に絶望しないでよ。それを、新しいことへの入口にたどり着いたということにして、思いっきり楽しんでや。」
そう言いながら、杉ちゃんは縫い針を動かしていた。杉ちゃんのような人は、どうしてそんなに、針を動かすのが速いんだろうと思われるほど針を動かすのが速かった。
「そうよ。新しいものに出会って、一生懸命それに打ち込めば、必ずなにか出てくるから。今は辛いかもしれないけど。でも、楽しむものができたんだって、思ってちょうだいよ。」
咲はできるだけ明るく、彼女に言った。彼女は、そうでしょうかという顔をしたが、
「大丈夫です、あたしも、杉ちゃんも、右城君だってそうやって生きてきたの。あたしたちは、皆そうやってできてるわ。そうなるようにできてるんだと思うの。みんな同じよ。」
と、咲は彼女にいうのだった。それを聞いていた水穂さんが、一瞬だけ、そういう事は自分にはありえないんだろうかと示すように、悲しそうな顔をした。でも、咲はあえてそれを訂正しなかった。水穂さんは、皆笑顔でいるのを確認して、自分の言うことは、多分通用しないんだろうなと思ったのか、
「そうですよ。浜島さんの言うとおりです。きっと、なにか新しいものを得るために、ここへ来ていると思えば。」
と、小さい声で言った。そして、ちょっと苦しそうに咳き込んだ。咲は右城君しっかりして、と言って、水穂さんの背中を擦った。ほら、右城君これと言って、咲は薬を飲ませてやった。そのさまを見て青木さんは、水穂さんは普通の人とは違うんだなと感じ取ってくれたのようだ。
「そうなんですね。私より、不自由な人だっているんですものね。私も、まだ幸せなんだと思わなきゃ。そうですよね。」
「別に、水穂さんのことを、かわいそうなやつだと思わなくていいんだよ。事実は有るだけだと言うことを忘れないでね。」
と、杉ちゃんは言った。青木さんは、ちょっと考え込んだ顔をしたが、水穂さんの持っている事情がバレてほしくないなと咲は思った。そういう事は、秘密にしておきたい。咲は思ったが、青木さんは、こういうのである。
「ありがとうございます。私は、もう人生終わりなのかなと思ってましたけど、また新しい着物を着れるのですね。そうなったらもう泣き言は言えないでしょう。がんばります。」
咲は、彼女がそう言ってくれて、なんだかちょっと安心した顔になって、ちょっとホッとした。水穂さんのほうは、もう疲れ果ててしまった顔をしている。
「じゃあ、出来上がったら連絡するから。また取りに来てくれ。」
と杉ちゃんが言ったので、咲と青木さんは、よろしくおねがいしますと言って、杉ちゃんに頭を下げた。
「はい、よろしくね。新しい着物を作るのは楽しみだ。」
と、杉ちゃんはカラカラと笑った。
数日後。杉ちゃんから着物ができたと聞いた咲と青木さんは、また製鉄所を訪れた。
二人が、四畳半に行くと、杉ちゃんは、黄色の色無地の着物を青木さんに見せた。古布屋で買ったものとは思えないほど、色無地の着物は立派に仕上がっていた。ちょっと着てみてと咲が言って、青木さんは着物を羽織ってみた。なんだか、洋服より着物姿のほうが、彼女の表情は、明るかった。
「良かったじゃない。これで、ミシン縫いの着物とは卒業よ。」
咲がそっと、彼女に話しかけると、彼女は、涙をこぼして、
「ありがとうございます。」
と、言った。
「新しい着物を着ることができてとても嬉しいです。まるで自分じゃないみたい。」
「バーカ、なかないの。泣いたら着物が台無しだぜ。」
と、杉ちゃんは、カラカラと笑った。
暑い日だったけど、ヒヨドリが泣いていて、蝉の声はどこにもなかった。もう晩夏であることを示しているのだ。
ミシンで縫った着物 増田朋美 @masubuchi4996
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