エピローグ
いつもエッチなこと
ちゃんと、それぞれの夢に向かって、勉強を重ねた。
七緒ちゃんは、大学在学中に、官能小説家としてデビュー。
千鶴ちゃんは、念願のアダルトショップ務め&夜の女王さまとなり。
小春ちゃんは、意外にもお堅い事務職。
公認会計士の資格も取得した。
和沙ちゃんは、難関大学の博士号を取得。
研究者の道へ進んだ。人の生殖行為に関する研究だとか。
麗美ちゃんは、在学中に留学。
卒業後、改めて海外へ。本場でモデルとして修行する。
ゆかりちゃんは、大学には進学せず、バイトでグラドルをした。
まほろちゃんと一緒に、本格デビューを猛烈に誘われたけど。
2人して、胸が大きい女子向けのブランドを立ち上げた。
そして、僕は……
「……では、綿貫先生。受賞のご感想を、一言」
「えっと、そうですね……すごく嬉しいです」
1度、七緒ちゃんと同じく、官能というか、エロ小説でデビューした僕だけど。
それが大ヒットして。
その後、一般向けも書いてみないかと誘われて書いてみて。
気付けば、日本で1番有名な賞を受賞していた。
本当に、人生とはどうなるか分からない。
あの、ただ冴えない、陰キャだった僕が……
◇
実家こそ大きかったけど、僕はそんな大きい家にこだわらない。
自分だけが住むなら、安いアパートだって構わない。
けど、今の僕は恐れ多くも、大豪邸に住んでいる。
ちなみに、僕だけの家ではない。
「「「「「「「おめでと~!」」」」」」」
帰宅すると、僕の嫁たちがみんな、祝ってくれる。
「みんな……ありがとう」
彼女たちの顔を見て、僕はホッと胸を撫で下ろす。
「真尋くん、素晴らしいです」
「真尋、やるじゃない」
「まーちゃん、すごい」
「真尋きゅん、さすが♪」
「真尋くん、素敵です」
「真尋、やったわね」
「まーくん、かっこいい~!」
七緒ちゃん、千鶴ちゃん、まほろちゃん、小春ちゃん。
和沙ちゃん、麗美ちゃん、ゆかりちゃん。
「みんな、ありがとう……大好きだよ」
素直な気持ちを伝えると、みんな飛び切りの笑顔を見せてくれる。
「「「「「「「だーいすき!」」」」」」」
これからも、僕のハーレム道は続く。
(完)
長らく『溜まり場』を応援して下さり、ありがとうございました!
by 三葉 空
冴えない僕の家に可愛くイケてる女子たちがやって来て溜まり場にする。 三葉 空 @mitsuba_sora
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