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 ……と、彼女の小説の末尾に追加して、スマホを廊下の床の上に置くと、僕はあえて彼女が隠れているのとは反対側の西階段に向かって歩き始める。


 ふと思う。


 これは彼女とのリレー小説じゃないだろうか。そして、それはきっと、今後もずっと二人で紡がれていくのだろう。

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落ちてたスマホを拾ったら…… Phantom Cat @pxl12160

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