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概要
彼女の秘密基地は、いつも夏だった。
小学生の間で流行したVR空間「秘密基地」。彼女がデザインした秘密基地は、いつも夏だった……。
十数年間、意識を失ったままの親友を救うため、電脳空間医師となったセツリは、太陽のない砂漠を歩く。
「セツリは夏が好きなの」
「うん、好きだよ。晴れが多いのも好きだし、暑いのも好き。寒いのは嫌い」
「ふうん。それじゃあ、ここはいつも夏にしておこうかな」
※ノベプラで開催されたお題マラソン企画で書きました。お題「秘密基地」。
十数年間、意識を失ったままの親友を救うため、電脳空間医師となったセツリは、太陽のない砂漠を歩く。
「セツリは夏が好きなの」
「うん、好きだよ。晴れが多いのも好きだし、暑いのも好き。寒いのは嫌い」
「ふうん。それじゃあ、ここはいつも夏にしておこうかな」
※ノベプラで開催されたお題マラソン企画で書きました。お題「秘密基地」。
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