第45話 解体。ロイヤルティプログラム第二弾
お知らせで、「カクヨムロイヤルティプログラム」第二弾の概要が示されましたね。
https://kakuyomu.jp/info/entry/klp_2nd_project
なになに……。
>カクヨムは2022年2月頃を目処に、作者がWeb小説で収益を得るための新しいプランを提供する予定です。
来年、二月かあ。意外に早いんだな。
>今回発表する第二弾KLPは、カクヨムの読者ユーザーに新しい価値を提供する新プランとセットでスタートします。
「読者ユーザー」をターゲットにしてきたことが意外。てっきり、「投げ銭」が実装されるのだと思っていました。読者から直接「お金」を作者に投げ込む場を提供するだけでは、カクヨムの利益に繋がらないと判断したのだろうか。あるいは、投げ銭システムはサイトの人気・利用者の増加には結びつかないと考えたからだろうか。
お知らせに示されたチャート図を見ると、カクヨムから「ギフト」と「プレミアム機能」を購入した読者は、「広告非表示」で作品が読める機能と、応援したい作者に「ギフト」を送る権利を得ることができるようです。そして、「ギフト」を送った作者から限定近況ノートを受け取ることが可能になるようですが……。
これは――。
有料のファンレター(ギフト)を書いて送ると読者が人気のWeb作家から、限定グッズ(限定近況ノート)を受け取れるといったようなイメージなんだろうか。普段ならリアクションをもらえないような、人気作家からリアクションがもらえるというごほうびが読者にあるというシステムなのかな。そして、より読者の人に作品を楽しんでもらおうと。作者はもらったギフトの数に応じてリワードが加算されると。
わたしの予想するとおりなら、わたしには関係ないですね……。
書き手の視点からすると、「富める者を更に富ませるロイヤルティプログラム」で、泡沫作家にはなんの影響もない――カクヨム版アベノミクスです。はじまってみないと分からないですけど、どうなんだろう。みなさんどう読み解きましたか?
>2022年冬を予定している第二弾KLPと新プランのリリースへ向けて、その提供前にブラウザ版カクヨムの既存ページも、新プランを見据えた内容へと改修していきます。
ほほう。
1 アカウント設定ページを変更します
2 マイページに機能を追加します
3 プロフィールページをリニューアルします
1と3は、じっさいに改修されたページを見てみないことにはなんともいえませんが、2は「自分で書いた応援コメントの一覧およびおすすめレビューの一覧をマイページでも閲覧できるようにします」ということなので、これはいいですね。これまで、いただいた応援は見ることができましたが、送った応援は分からなかったですもんね。
さてさて、「カクヨムロイヤルティプログラム」第二弾、じっさいはどんな内容になるんでしょう。読者ではない作者側の希望としては、短編書きや底辺作家のモチベーションが上がるようなシステムにしてほしいんですけどね、期待してますぜカクヨムさん。
【追記】
投げ銭システムに誤解があったようです。
詳しくはコチラ。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426823134157/episodes/16816700428464165027
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