第47話 投げ銭のシステム
朝、ごはんを食べたり食器を洗ったりしながらNHKプラスで見逃し配信を観るのが、最近の日課です。テレビは奥さんか息子が占拠しているので見ることができません。だからスマホで見逃し配信サービスを見ることができるのはとてもうれしい。IT革新バンザイ!
今朝もごはん食べながら以前放映された「クローズアップ現代プラス」を見てました。すると内容が「投げ銭」だったんです。先日、カクヨムロイヤルティプログラム第二弾がアナウンスされたばかり。
――投げ銭ってどんなだ?
と思って番組を見始めたのですが、ヤバかったです。
番組が取り上げたのはライブ配信に対する投げ銭だったのですが、システムはカクヨムと一緒でした。視聴者は応援したいパフォーマー(「ライバー」というらしい)に投げ銭するために、配信アプリ内で「ギフト」を購入。ライブ配信しているライバーのパフォーマンスに対して投げ銭するらしい。
――カクヨムが真似したのはこれか〜。
ギフトも安いのから高いのまで様々あるようです。「投げ銭」といっても、直接「100円」「500円」といった形でパフォーマーに投げるわけじゃないんですね。知りませんでした。もちろんギフトという形をとって、配信運営している会社がマージンをとった方が儲けにならますからね。カクヨムが真似するわけだ。
ギフトを送って視聴者にどういう特典があるのか。まず第一に高額のギフトを贈ると、リアルタイムでライバーからリアクションをもらえる喜びがあるみたい。「◯◯さんありがとう!」みたいな。あこがれのアイドルからリアクションされると舞い上がりますよね。あと、限定グッズをもらえるという特典のもあるようでした。これもファンならうれしいですよね。
カクヨムは文字媒体のサイトなのでライブ感はほとんど期待できないから、ギフトの見返りが作者のリアクションってのは難しいんじゃないかなあ。限定近況ノートってなんなんだ? 作者がグッズを作ってたらお金の持ち出しになって本末転倒じゃん(笑)
それはともかく……。
ライブ配信の投げ銭はかなりヤバいようです。月に何万円も、中には数千万円をパフォーマーに投げる人もいるらしいです。番組では実際に月間数千万円投げた人が「わたしはこれまでに四億円投げた。億投げている人はゴロゴロいますよ」と言っていて、現代日本の闇を見たような思いをしました。
コロナ禍でライブ配信に投げ銭する人は10倍になったらしい。そうか、コロナなんだな〜。カクヨムもそうなんだろうな。
わたしはコロナ前からのカクヨムユーザーですが、コロナで家にいるからカクヨムはじめたって人もいますよね。去年、カクヨムコンの参加作品数が跳ね上がったのも、コロナの影響が大きかったんですよね、きっと。
今日は朝から投げ銭とコロナについて考えちゃいました。あと、どー考えても、ロイヤルティプログラム②はわたしに関係ないなと思いました(笑)
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