第2話

カーテンを開けて、眩しかった。

朝日が「おはよう」って言ってるかのように聞こえた。


その時ちょうど朝の放送が耳に入った。


れん「あー、起きなきゃ。」

目覚ましが鳴った。ジリジリ五月蝿い。布団が離さないでね傍に居てって言ってるみたいだ。

携帯を開いてInstagram開いてLINE開いてのスヌーズの目覚ましをoffにして、そう、毎日のルーティン。画面が眩しい。頭いたい。あー起きよう。って思うほど体が起きない。


れん「んー。」

どれくらい時間たったのだろうか。背伸びして、布団畳んで、碧色のタオル持って洗面所に向かう。冷たい水が顔を刺激する。水が怒ってるかのように思う。そんな怒んなよ、朝から。



れん「8時か」

朝ごはんはコーヒー。仕事着に着替えて、テレビを消して、行ってきますと空っぽの部屋に向けて言う。碧色のタオルを置いて、仕事に向かう水曜日の出来事。

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タオル @konnsnt

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