第8話
上を向くと、大きくて広い空が見えた。
身体に空気が満ちる。嬉しくて、胸の鼓動が早打ちした。
大きく息を吸い込む。真新しい世界が新鮮で、楽しい。
大声でないた。それはもう、大きく激しく。
楽しくて、嬉しくて、世界に自分を知らしめたくて。
大きななき声が空へ吸い込まれていった。きっとあの月へも届くだろう。
星空ノ旅路 狐のお宮 @lokitune
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます