自殺をしようとしていた主人公。そこにいきなり現れて一言。「ねえ、君、死ぬ前に私と将棋しようよ」と声をかけてきたのは、天使でも悪魔でもない、さらに恐ろしい存在、死神だった。というのは、前置きで。意外とほのぼのしつつも、ダークな部分も色づく、ずっと見守っていたい物語だと感じました!会話の掛け合い。テンポの良さ、そして温度差が癖になるのは私だけじゃないはず!主人公と死神の運命は如何に!?
自殺志願者と死神のお話ですが、とても優しいお話です。死神の仕事をしない死神。むいろ、自殺志願者を将棋に誘い自殺を止めてしまう。一人と一柱のやり取りが可愛すぎて、思わずほころんでしまいます。頭なでなでとか、可愛すぎます。可愛くて甘酸っぱくて、くすりと笑える話で、とても癒やされます。将棋が好きな方も、しっかりと将棋を指している場面もあるので楽しめると思います。